インターネットが市民生活に浸透した現代。
漫画も、新しいウェブコミックが登場しました。
筆者はこのブログでウェブコミックを発表している漫画アート芸術家です(@artkasukawa)。
ここではウェブコミックを作る筆者が、ウェブコミックとは何かについてや有名なウェブコミック作家、ウェブコミックで使う画像形式などを解説していきます!
ウェブコミックを描く人が登録しておきたいサイトも書きましたので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ウェブコミックとは何か?
ウェブコミック(Web Comic)は、ブログやサイトなどのウェブ上で読める漫画のことです。
ウェブコミックは、オンラインコミックと呼ばれることもあります。
インターネットにあるウェブサイトで漫画が公開されていれば、それはウェブコミックといえます。
紙に印刷された漫画との違いは、漫画を見る媒体がウェブサイトか紙かの違いです。
ウェブコミックは、ブログやサイトがあれば漫画を公開できるので、たくさんの人が利用しています。
ウェブコミックの場合、画像だけでなく音声や動画、文章などの素材も使えるので、多様な漫画表現を試すことができます。
ウェブコミックなら、アニメのような動く漫画として演出することもできるでしょう。
紙に印刷される漫画に比べて、ウェブの特性が活かせるので、漫画表現の自由度が上がるんですね。
ちなみに筆者はウェブコミックを公開しつつ、ブログの要素と組み合わせています。
ウェブ上に自作の漫画を載せながら、ブログの強みであるテキスト(文章)もプラスして記事を作るのです。
以下の記事は、ウェブコミックとブログ記事を合体させたコンテンツです。
ウェブコミックの有名な作家
ウェブコミックで有名な作家には、以下の方々がいます。
●ほしよりこ⇒「きょうの猫村さん」
●山野車輪⇒「マンガ嫌韓流」
●よしたに⇒「ぼく、オタリーマン」
●小島アジコ⇒「となりの801ちゃん」
●高津カリノ⇒「WORKING!!」
ここに挙げた方は、ウェブコミックから人気が出てコミックスや電子書籍などに発展しています。
ほしよりこ氏のウェブコミック「きょうの猫村さん」は、コミックス1~2巻で90万部以上の大ヒットを記録。
山野車輪氏の「マンガ嫌韓流」は、コミックス1巻~3巻で78万部以上が売れました。
よしたに氏の「ぼく、オタリーマン」は、コミックスが発売されて1か月ほどで30万部を超えるヒット作になりました。
小島アジコ氏の「となりの801ちゃん」は、15万部以上が売れています。
高津カリノ氏がウェブコミックで公開した漫画を、商業作品として新たに作り直した作品が「WORKING!!」です。
「WORKING!!」は、2015年時点で累計発行部数が458.1万部を達成しています。
漫画は紙媒体でなくてもヒットできることを、先人たちが証明しているのです。
ウェブコミックは紙媒体に比べ新しく始まった分野なので、今後の可能性に満ちた場所です。
絶版漫画をウェブコミックにするサイトとは?
ウェブコミックには、絶版になった漫画を公開しているサイトもあります。
絶版マンガを公開する有名なサイトが「絶版マンガ図書館(旧名称:Jコミ)」です。
絶版マンガ図書館では絶版になった漫画の他に、以下の漫画が無料で読めます。
●出版社から掲載許可を得た漫画
●コミックスにならなかった漫画
●新しく誕生した漫画
絶版マンガ図書館では漫画と一緒に広告を掲載して、収益を得る仕組みになっています。
だから無料で漫画が読めるわけですね。
漫画が絶版になっても、その作品を読みたい読者は一定数いるでしょう。
そんな懐かしい漫画が専門で読めるサイトが、絶版マンガ図書館なのです。
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ウェブコミックを描く人が登録したいサイト
ウェブコミックは、サイトやブログがあれば誰でも漫画が公開できるので、無名の漫画を描く人がたくさん使っています。
ウェブコミックを自分のサイトに載せるだけでは、読者を集客することができません。
そんなときは、ウェブコミックの人気ランキングサイトに登録することで、自分のサイトに読者を呼び込む集客法があります。
ウェブコミックのランキングがある、有名なサイトは以下。
これらサイトには4コマ漫画やWEB漫画、絵日記などいろんなジャンルがあるので、好きなものを選んで自分のサイトにリンクを張ります。
ウェブコミックランキングで上位に食いこめれば、あなたのウェブコミックサイトにアクセスを集めることができるでしょう。
ぼくも上記のランキングサイトには登録しています。
ウェブコミックを投稿するサイトもあります。
有名なウェブコミックの投稿サイトは以下。
ウェブコミック投稿サイトにもよりますが、投稿作品をみる主なターゲット層は、中学生や高校生だと言われています。
ウェブコミックを自分のサイトに公開しつつ、ウェブコミック投稿サイトに作品を発表することで、認知度をより高めることができるでしょう。
筆者はウェブコミックをブログに投稿して、検索エンジンから集客する方法をとってきました。
ウェブコミックを自分のサイトに投稿したら、SNSでも漫画を発信すると、認知度が高まるでしょう。
SNSに自分のサイトへ誘導するリンクを張れば、人が見に来てくれるかもしれません。
集客方法は組み合わせて使うことで効果が増すので、色々な手を試してみましょう。
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ウェブコミックの漫画の画像形式とは?
ウェブコミックに漫画を投稿するときの画像形式は、JPGやGIF、PNGなどがあります。
●jpg⇒写真に使われることの多い画像形式。画質が荒くなる
●png⇒画質は元のまま使いまわせる。jpgよりデータは重い
●gif⇒アニメやイラストなどに強い画像形式
ウェブコミックにはAdobeFlashを使ってデータをアップロードし、漫画を読む形式もあります。
ウェブ漫画投稿サイトでは、ウェブコミックを読むための専用画面が使えることもあります。
ぼくはウェブコミックの画像形式は、JPGにしています。
ブログやサイトでウェブコミックを投稿するなら、jpg形式で十分です。
pngは画質の劣化はないですが、画像データが重くなってしまうので。
ウェブコミック投稿サイトに投稿する際は、それぞれのサイトが推奨する画像形式にしてください。
ウェブコミックにはどんな漫画が載ってる?
ウェブコミックには、いろいろなジャンルの漫画が載っています。
例えばファンタジー、バトル、ホラー、ラブコメ、ギャグ、SFなどです。
漫画描きが描きたいジャンルを描いて投稿すればいいので、いろんなジャンルの漫画が載ってるんですね。
ウェブコミックのページ数も長いものから、1ページ漫画、4コマ漫画、1コマ漫画などバラエティ豊か。
ウェブ上では好きなだけ漫画を描いて載せられるので、ページ数の制限はないですね。
筆者は、4コマ漫画や1ページ漫画で連載を描くことが多いです。
短いページの漫画ならすぐ描けるので、ウェブコミックの投稿頻度を上げることができるからです。
以下の記事では、4コマ漫画のウェブコミック連載「もっとがんばれ!バカオ君」が載っています。
以下は1ページ漫画の連載で始めたウェブコミック「猫のチッティ」第1話が載っています。
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ウェブコミックの制作法
ウェブコミックの制作法は、画像制作ソフトを使ってパソコン上で漫画を描くのが、今の主流です。
たとえばPhotoshopやクリップスタジオペイントなどのソフトを使えば、パソコン上で漫画が描けます。
漫画を描く際は、ペンタブレットや液晶タブレットを使うと描きやすいです。
ウェブコミックをデジタルで描くためには、ソフトが必要。
おすすめの漫画制作ソフトについて書いた記事は、以下に載っています♪
また紙に手描きした漫画をスキャナーでパソコンに移して、投稿する方法もあります。
筆者は昔、漫画のペン入れまでを手描きして、その後にクリップスタジオで仕上げをしました。
手描きした四コマ漫画をブログに載せる方法を書いた記事は、以下のリンクに載っています。
また手描きで漫画を仕上げ、そのままウェブ上で公開してもウェブコミックになります。
ウェブコミックの最後に
ウェブコミックとはブログやHPなど、インターネット上にあるサイトで公開された漫画のことを指します。
ウェブコミックはサイトさえ用意できれば誰でも作れるので、アマチュアで漫画を描く人がたくさん利用しています。
ウェブコミックがきっかけで有名になった漫画家もたくさんいました。
ウェブコミックはウェブを駆使できるので、表現の幅が広いです。
新時代の漫画を発表する場所として、ぜひウェブコミックを活用していきましょう!
筆者が描いたウェブコミックは以下のリンクに載ってますので、興味のある方はご覧ください♪
⇒漫画アート芸術家が描いたウェブコミック作品一覧ページを見てみる
⇒漫画アート芸術家が描いたウェブコミック「もっとがんばれ!バカオ君」の一覧ページを見てみる
ウェブコミックをデジタルで描こうとしている人は、デジタル漫画制作をするために必要なパソコンソフトのおすすめを書いているので、以下のリンクからご覧ください♪