2022年にユーチューブの東映特撮チャンネルにて全話配信されたナショナルキッド!
今回はマンガアート芸術家が、ナショナルキッドを全話観た感想を漫画と記事で表現します!
さらにナショナルキッドの全話物語ツイートも一挙公開するので、ぜひ最後までご覧ください!
ナショナルキッドを全話観た感想を 漫画で描く!
前後のエッセイ漫画は以下リンクに~
ナショナルキッドとは?
ナショナルキッドは東映が制作した特撮ヒーロー番組で、1960年8月4日~1961年4月27日にかけて、日本教育テレビ(NETテレビ・現在はテレビ朝日)系で放送されました。
ナショナルキッドは東映が初めて挑戦したSF特撮作品といわれています。
ナショナルキッドは全39話あり、木曜日の18時15分~18時45分にかけて放送されました。
ナショナルキッドは、既にアメリカでヒット作となっていた「スーパーマン」に影響され、「空飛ぶヒーロー作品」として作られたそうです。
ナショナルキッドは松下電器産業(パナソニック株式会社)が、「子供に科学への興味を持ってほしい」という願いをこめて、大金を投じて単独スポンサーとなった作品です。
そのためオープニング映像ではナショナルの電飾広告塔の前を、ナショナルキッドが飛んでます。
番組提供画面では「松下電器」の文字とナショナルの広告塔が重なったり、作品内で登場するエロルヤ光線銃がナショナルの懐中電灯と同じ形態だったりします。
ナショナルキッドの作品内で企業の宣伝も大いに行われていたのですね。
それではそんなナショナルキッドの全話物語ツイートへ行ってみましょう!
ナショナルキッドの全話物語ツイートを一挙大公開!
ナショナルキッドを全話観た感想を告白!
ナショナルキッドは子供向けの本格SF作品といった感じで、SF好きな僕としてはとても楽しかったです。
SF系の作品なので、観ててマンガアートの創作意欲がそそられました。
地球人を「戦争ばかり起こす悪い奴」として、宇宙人が地球人の善意を試すみたいな、手塚治虫氏の「W3」を思わせるような展開もあり、とても良かったです!
ナショナルキッドは1万メートル深海にもぐっても自由に行動していたので、水圧なんてものともしないんでしょう (笑)
人間が1万メートル深海に行ったら間違いなくぺしゃんこですからねw
さすがアンドロメダからやってきた異星人のヒーローです!
ナショナルキッドは幼いころに初めて観た時から、子供っぽい無邪気な外見で好きでした。
敵側の外見デザインも童心を感じる愉快な姿で、すごく良いです!
ナショナルキッドに出てくる子供探偵団の活躍が印象的でしたね。
子供達が宇宙人調査をしたり、敵星人につかまったりするんだけど、最後は無事帰ってこれるという安心感いっぱいな展開が僕的に好きでした。
子供と敵がやりとりをして、子供にいっぱいくわされたりで、敵側にどことなく憎めない雰囲気があるのですw
ナショナルキッドに出てくる敵キャラは、意外とものわかりがいいので面白かったです。
敵は明らか形勢不利になると無理して戦わずに引き返したりするんです。
これは仮面ライダーのショッカーにはない発想ですよね(笑)
ナショナルキッドにはかなわないので撤退するという、物分かりの良さが僕には愉快に感じられました。
ナショナルキッドの主人公・旗竜作役の人が途中で交代するんですが、何事もなかったかのように同じ人として進む物語展開に、僕はナンセンスなものを感じました!
すばらしい!
これは初代仮面ライダーでいえば本郷猛から一文字隼人に主役が変わったのに、人だけ変えて本郷猛のまま通してしまうくらいの大胆さです(笑)
ナショナルキッドのラスボス怪獣がゴジラにそっくりなのも面白かったですね♪
僕は子供っぽい魂を感じる作品が好きなのです。
ナショナルキッドには子供っぽい無邪気さが、物語にも視覚的にもつまっています。
そういう点でナショナルキッドは、僕の中で忘れらない体験として殿堂入りした作品でした!
前後のエッセイ漫画は以下リンクに~