漫画アート芸術家

漫画とアートを組み合わせて創作を行う漫画アート芸術家が、漫画の描き方や芸術、創作活動について書いているブログです。

人生遍歴 漫画アイデアの出し方

絵本を読み聞かせる効果は漫画や絵画を作る創造性に繋がる

投稿日:2017年5月17日 更新日:

幼い頃に絵本を読み聞かせられた子供はどうなるのか?

 

この質問の答えが僕である。
なぜなら僕は幼い頃、夜寝るときに祖母から絵本を読み聞かせてもらっていたからだ。
幼い頃に絵本を読み聞かせてもらってどうなったのか?

 

僕には特徴がある。
それは想像力が豊かで絵画や漫画のアイデアが無限に溢れ出してくる所。

僕は生涯をかけて創作をしても描き切れるかどうか分からないほど、生み出したい絵画や漫画のアイデアを持っている。

漫画のための物語というのはほとんど突発的に浮かんでくる。
また本を読むことが習慣になっており、そこから多くの知識を吸収している。

 

これらの要素を手にすることが出来たのはなぜか?

 

 

それは幼い頃に祖母から絵本を読み聞かせてもらっていたことにあった。

 

 

なぜそう言えるのか?

漫画の世界で不滅の巨匠と言われる手塚治虫氏や水木しげる氏。
この両方も幼い頃絵本を読み聞かせてもらい育ったという。
両方の凄まじい創作意欲を見ると感じる。

幼い頃に読み聞かせられた絵本は、その後の子供の創造性を成長させてくれるのだと。

今日は僕が幼い頃に絵本を読み聞かせてもらうことによって得られた,

絵や漫画の創作における効果について書いく

 

 

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小学校1年生の頃には祖父母の家で生活していた。

 

僕は7歳の頃、祖父母の家で生活していた。

当時は訳があって母、父とは別に生活を送っていたのだ。
僕は幼い頃から何かを作ることが好きな子供だった。

物心がつく頃には絵を描いていたし、小学校一年生の頃にはすでに漫画を描いていた。

 

実家がお店をしていたので、いらなくなったダンボールをもらってきては部屋の中で組み立てて秘密基地を作ったりする。
紙に絵や広告を描いてダンボールの秘密基地に貼り付けて遊んでみたり。

 

僕は上のような空想世界を形作るような行動を幼い頃から自然と行っていた。
それは自分の空想を現実世界に形作ろうとしていたのだ。

 

なぜそんなことをしていたのか?
その原因は絵本の読み聞かせにあった。

 

 

祖母が毎晩絵本を読んでくれた

 

僕は6歳から13歳くらいまで毎晩夜寝るときに祖母から絵本を読み聞かせてもらっていた。

面白いことに祖母の家には古い絵本が山のように積んであったのだ。
僕は今でも覚えているが、この絵本に描かれている絵がとても幻想的で子供心に深く印象に残っている。

 

今ではどこにも置いていない小さなハードカバーの絵本だった。
そこには日本の昔話から、アンデルセン、イソップ物語、グリム童話など世界に名だたる名作童話が存在していた。

ただでさえ幻想的で、不思議な絵柄の絵本を夜寝る前のウトウトしている状況で読み聞かせられるのである。

 

睡眠に入る前のウトウトした状況というのは意識が潜在意識という深い内部の意識状態に入る時だ。
このウトウト状態の時に入ってくる情報というのは心の奥深くに刻み込まれる。

眠むたい、眠い…

でも眠れない。
なぜなら絵本の世界の物語がとても面白くドキドキさせてくれるからだ。

 

当時祖母に読んでもらった絵本はたくさんあった。

例えば桃太郎、浦島太郎、金太郎、赤ずきん、白雪姫、ジャックと豆の木、ヘンゼルとグレーテル、狼と七匹の子ヤギ、マッチ売りの少女、北風と太陽、貧乏神と福の神、マッチ売りの少女、親指姫…

思い出せばキリがないけど、これらの作品を聞いている時のドキドキ感ったらないのだ。

 

幼い頃というのは感性が純粋で、スポンジに染み込むように外部の情報を吸収できる。
そんな状態で毎晩読み聞かせられる不思議な物語は、僕の心に創造性という魔力を与えてくれた。
ウトウトしてて、寝てるか起きてるかギリギリの意識状態の時に入ってくる物語は想像力を激しく刺激した。

 

眠りに入るその瞬間にも耳から入ってくる不思議な物語に触発されてイメージしていたのだ。

僕は今も漫画や絵画のイメージやアイデアがほとんど瞬間的に降りてくる。
これは幼い頃、寝入る直前に読み聞かせられた絵本のイメージと非常に近い。

絵本を読み聞かせてもらうことで物語の情景を明確にイメージできる特殊能力を授かったということである。

絵本を読み聞かせてもらうことにより想像力が刺激される。

 

それは漫画や絵画を作る際に自分の中の創造的なヴィジョンをイメージするする力に繋がり、武器となっていく。

 

 

絵本を読んでもらうことで物語が作りやすい性質が出来る?

 

幼い頃に絵本を読み聞かせてもらえる効果はまだある。

絵本を読んでもらうことで物語に対する免疫が出来て、物語を作りやすい性質が身につくようになる。

 

なぜなら物語を作るには出来る限り多くの種類のお話を知っていた方が有利だからだ。

物語には一定の型があり、パターン化している部分がある。

沢山の物語のバリエーションを知ることにより、いざ物語を作る際に応用することができ、結果的に物語を作りやすい性質が生まれる。

絵本に出てくる物語はシンプルなものが多いので、より物語の要素を分解吸収しやすい。

絵本を読み聞かせてもらうことは漫画を作る際に必要な物語を作る力を養ってくれるのだ。

 

 

童話に共通する幻想性


世界の童話に共通することに深い幻想性がある。

それは

動物や太陽や北風が話したり
桃から人の子供が生まれたり
竹の中にかわいい女の子の赤ちゃんがいたり
豆の木を登ると巨人の国があったり…

これら童話の持つ不思議な世界観は幻想性以外の何ものでもない。

おかげで僕はひどく幻想的なものが好きな人間となった。
今現在僕が制作している絵画も漫画もこの幻想性抜きには語れない。

 

いかに幼い頃に読み聞かせられた絵本の効果がその後の創作活動に強い影響を与えるかということを物語っている。

 

 

怖かった「耳なし芳一」

僕は幼い頃たくさんの絵本を読み聞かせてもらう中でとても印象深い物語があった。

それは「耳なし芳一」という日本の昔話だ。

 

ご存知の方もいると思うけど、これは怖い話である。
特に物心付いた頃の子供にとっておぞけが振るうような恐怖を感じる物語だった。
夜寝る前の静まりかえった状況でこの話を聞くと怖さは一段と増す。

盲目の芳一という琵琶法師がある寺で体験した亡霊との出来事を書いた物語だ。

 

絵本を読んでもらう時というのは大体祖母がランダムで決めてくれて読み聞かせが始まる。

「耳なし芳一」が選ばれる夜は、怖さと同時にドキドキを感じたものだ。

 

僕は昔からホラー(特に洋物)が好きで、ジャンルを問わずたくさんの作品に接してきた。
将来的にはホラーに特化した漫画も描こうと計画している。

その原因となったのも「耳なし芳一」の絵本を読み聞かせてもらう中で感じた、ゾクッとするような怖さだった。

このように幼い頃に読み聞かせられた絵本というのは、成人してからも大きな影響を及ぼすことになる。

 

絵本の記憶が本好きに繋がる

 

幼い頃に祖母から絵本を読み聞かせてもらったことが原因で僕は本を読むことが好きになった。

とは言いながらも小学校から高校卒業にかけてはほとんど本なんて読んでいなかった。

その頃は遊びに夢中で本に意識が向く暇がなかったのだ。

 

しかし18歳でアートと出会って自分自身と向きうようになった頃から本を読みだすようになる。
それは意識が外から内に向いた事が原因だった。

 

 

絵や漫画を描くことが自らを表現する行為だと気づいたことで、それまで外に向いていた意識が自分の内部に向かい、本を読みだすキッカケとなる。

と同時に幼い頃にたくさんの絵本を読み聞かせてもらっていた事も本を読みだす大きな要因だった。

 

幼い頃に絵本を読み聞かせられた子供はたくさんの本に接するために自分の世界が広がり、物語から多くの事を学ぶという。

こうして読書への抵抗感がなくなり、自然に本を読める子供に成長していく。
僕は18歳から読書の習慣がついたけど、それは幼い頃にたくさんの絵本を読み聞かせてもらい、本に対して親近感を感じていたからだ。

 

本好きに成長した子供は人生における様々な困難を乗り越えるためのヒントを本の中から見つけ出す。
仮に思春期で親とのコミュニケーションが少なくなっている時でさえ、本から学んだことが心の支えとなり、その人の人生を導いてくれる灯になる。

 

現に僕は多くの名作文学を読むことで頂いた恩恵は計り知れなく大きい。
ある小説の主人公の生きざまが、現実でぶち当たる壁を乗り越えるヒントを与えてくれることもあるのだ。

 

本を読む習慣を作るための最良の方法の一つが、幼い頃に読み聞かせてもらった絵本体験にあると僕の体験を通して証明することが出来る。
同時に幼い頃に読み聞かせてもらった絵本の幻想性が、今この瞬間にも僕の創作の根源にある。

 

あのとき祖母が絵本を読み聞かせてくれなかったら、今の僕は大きく違った人間になっていたかもしれない。
幼い頃に読み聞かせられる絵本体験というのは人生に大きな効果を与えてくれる。

その一つが本を自然に読める性質与えてくれるという事だ。

 

まとめ 

 

幼い頃に読み聞かせられた絵本の効果は色々あるがその大きな項目としては

  • 絵本を読み聞かせてもらうことによって想像力が刺激され、漫画や絵画を作る際に明確なヴィジョンとしてイメージできるため武器となる
  • 絵本を読み聞かせてもらうことによって物語が心に彫り込まれて、物語を作りやすい性質が身につく
  • 絵本を通して本に対する親近感が生まれて、本を自然に読めるようになる。読んだ本がヒントになってまた漫画や絵の創作に生かせる

ということが僕の体験から得た実感。

 

必ずしも誰にでも上の効果があるわけではないだろう。

しかし物事を深く吸収する力に恵まれる幼い頃に読んでもらう絵本の効果は、人生全体に影響を与えるものにもなる。

その証拠が僕である。

 

 

「ヘンゼルとグレーテル」を基にした漫画


僕は幼い頃に読み聞かせてもらった絵本体験が創作活動の原点であり、創作パワーの源となっている。

 

実際に童話と聞いただけでものすごく漫画や絵画の創作欲が燃え上がる。
そんなこともあり僕は童話を基にして漫画を作ることもある。

 

それは童話に対する感謝の念を漫画という形で表現したものであり、童話が持つ幻想性を自作に取り入れるための練習としての役割もある。

 

最後に僕が大好きなある童話を基にして作った漫画をここに掲載してみたい。
もとになった話は「ヘンゼルとグレーテル」。
有名なグリム童話の一つで、ヘンゼルとグレーテルこそ幻想性に満ち溢れたお話だ。
幼い頃に読み聞かせてもらった「ヘンゼルとグレーテル」を含めた、絵本の世界観が今も僕の創作の原点にあるのだ。

 

下の画像をクリック頂くと「ヘンゼルとグレーテル」を基にして描いた漫画を読むためのページへ飛ぶようになっている↓

すず
今日もブログをお読み頂きありがとうございました!
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粕川裕康/漫画アート芸術家。漫画描きと油絵描きをしており、二つ合わせて漫画アート芸術家!/漫画とアートを組み合わせた創作活動をしています。

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