アートと漫画の融合というネタで描いた漫画
上の四コマ漫画は「漫画とアートの融合」というアイデアを基に作りました。
確か「漫画とアートの融合」の四コマ漫画を描いた時、僕はしばらく漫画を描いていなかったんです。
ずっと絵画制作ばかりやっていました。
僕は絵画と漫画を融合した、新しい表現を生み出す為の実験をしています。
どちらか片っぽではないのです。
アートと漫画が、合体した創作をしたいと思っています。
漫画を描いてると、アートを作りたくなる。
アートを作ってると、漫画を描きたくなる。
アート制作も漫画制作も、僕の生きがいなんですね。
どちらもあんまり好きだから、バランスを取るのが難しい。
どのバランスでアートと漫画を回せばいいのか?によく迷っています。
アートと漫画の制作さえ出来れば、僕は無人島にいても最高に幸せな人生を生きられると思います。
本当の事を言うと、一つに絞るべきなんです。
自分にとって一番得意なことを徹底的に磨くべき。
そっちの方が、強いですからね。
しかし僕は、アートと漫画という表現に憑りつかれてしまっている。
かつて手塚治虫氏が言いました。
「漫画は正妻、アニメは愛人」って。
手塚氏のこの言葉、すごく共感します。
僕に言わせると「漫画が正妻、アートが愛人」。
まさに、そうですよ!
油彩でアートを作る感覚は、何物にも代えがたい感動がある。
しかし同時に人生が、ドラマが描きたい。
漫画を通して、ドラマを描きたいのです。
そうなった時に出た答えが「アートと漫画の融合」だったのです。
これは力を二つに分散するのではありません。
アートと漫画を繋げて、一つのものとして創作する方法です。
漫画を描いてるときはアートが恋しい。
アートを作っているときは漫画が恋しい。
だから僕は二つを融合させる。
漫画とアートは一つになるのです。
僕はそれをこう呼びます。
「漫画アート」と!
そんな漫画とアートに対する思いを四コマ漫画で描いたのが、今回の作品でした。
漫画とアートは別ジャンルのように思われがちですが、ぼくの中では1つのものだったのです。
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