どうも、漫画アート芸術家です(@artkasukawa)!
絵が描けないという悩みを持つあなたへ。
僕もはじめはど下手な絵しか描けませんでした。
アルバイトなどをしていたので、忙しい合間に絵の練習をしなければならなかったのです。
しかし絵が下手で忙しい人でも、絵が描けるようになる練習法があるんです。
筆者は仕事などで忙しい中、絵が描けるようになるための練習をしてきました。
そのおかげで今では、基本的に描けないものはありません。
この記事では忙しくて絵を描く時間がない方でも、絵が描けるようになる練習方法について書きます。
筆者が行ってきた「仕事や学業で忙しい人でも漫画絵が描けるようになる練習法」を、動画も含めて解説するので、ぜひ最後までご覧ください♪
2021年9月14日追記
「絵が描けるようになるためにやったこと」というネタで漫画を描いたので、まずはそちらをどうぞ!
前後のエッセイ漫画は以下リンクに載ってます♪
Contents
絵が描けなかった人がこの練習法をしたことで…
僕は昔絵が全然描けない人でした。
物心ついた時から絵を描いており、7歳のころにはオリジナルで落書き漫画を描いてました。
小学校1年生の頃から漫画を描いてるのに、絵が描けないことはないだろうと思うでしょう。
正確に言うと絵は描けるけど、恐ろしく下手だった。
以下は僕が小学生の頃に描いていた漫画です。
こちらは高校生の頃に描いていた漫画の「真バカオクエスト」。
以下は19才ころに筆者が仲間と作っていた雑誌「週刊少年ジャスト」で、表紙はぼくが描いてます。
⇒週刊少年ジャストで筆者が描いていた漫画が読みたい人はこちらをクリック♪
漫画の世界では、若いのに上手い絵を描く人がたくさんいます。
10代で漫画家デビューする人が普通にいる世界で、上の僕の絵はあまりにも未熟!
なぜこんな状況だったかと言うと、昔から下手のよこ好きで漫画を描いていたから。
絵の練習はしていなかった。
とりあえず漫画が描ければ良いと思っていたんですね。
そんな中、18歳の時にアートと運命的な出会いを果たして絵画を知りました。
アートとの出会いがきっかけで、僕は絵を独学するようになったのです。
こうして自分なりの絵を描く練習法を編み出すことになります。
描き殴りのような漫画しか描けなかった筆者ですが、ここで紹介する練習法を行うことで絵が描けるようになるのです。
量は質に転化する
絵は「量が質に転化する」と考えています。
絵は圧倒的な量を描くと、やがて質につながるということ。
たくさん試行錯誤して練習するから、絵が描けるようになるのです。
例えばピカソが十代の時に、大人が驚くような上手い絵が描けたのはなぜか?
それは幼い頃から美術教師の父に絵の英才教育を受けていたからです。
ピカソは物心ついたころから絵を描いており、父から教わって本格的なデッサンや油絵をなどを描いていました。
だから10代になるころには、ピカソは相当な量の絵を描いています。
サイボーグ009などの漫画で有名な石ノ森章太郎氏は、デビュー当時から絵が上手いことで知られていました。
石ノ森氏も幼い頃からたくさん絵を描いており、漫画家デビューする16歳までに押し入れが一杯になるくらいたくさん描いたとされています。
絵がうまいと言われる人は、たくさん絵を描いて試行錯誤を重ねているのです。
たくさん描くから、どう描けば良いかが経験的にわかるのですね。
ただ闇雲に描けばいいということではないですが、描かないことには画力を上げることはできません。
石ノ森氏やピカソの例をみても分かるように、まずはたくさん絵を描く習慣をつけることが大切です。
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絵が描けるようになるのは簡単なこと
基本的に絵が描けるようになるのは、他の表現を学ぶのに比べて簡単なことだと思います。
なぜなら、絵はどこでも描くことが出来るから。
例えばピアノが上手くなりたくても、ピアノを持ち歩くわけにはいきません。
どこにいてもピアノを弾く指の練習は出来るけど、ピアノ本体がないと実際のピアノ練習はできませんね。
でも絵を描くのは、どこにいても練習できる。
筆記用具と紙さえあれば、どこでも絵が描けるので、あらゆる場所が練習場所になるんですね
。
今なんかアイパッドみたいのでデジタルでもすぐに描き出せる環境がありますし。
スケッチブックと描けるものを、常に携帯しておくのです。
常に絵を描ける状況を作り、暇さえあれば絵を描くこと。
どこにいても絵の練習が出来るってのは、あらゆる状況下で画力を上げる取り組みが出来るということです。
必要なのは、紙と描くもの。
まずはたくさん描くなかで、絵を描くことに慣れましょう。
デジタルでもいいですけど、紙とシャーペンみたいな方がすぐに描き出せて良いです。
描きながら、どうやったら対象をきちんと写せるかを考えるのです。
絵を描けるようになるために必要なのは、観察力。
目に見えたものを紙に描きうつすことが絵を描く練習になり、漫画を描く時に役に立ちます。
なので、よく対象を観察します。
観察して、見えたままを描く。
その見えたままを描くのが難しいんだよな~
初めは下手でも継続してると、コツをつかむことができるでしょう。
「いくら描いても全然うまく描けない!」
そんな人がいるかもしれません。
でも、描き続けるのです。
しつこく、とことん、気が遠くなるまで、描き続けます。
そうすると、いつか絵を描くことに慣れてきます。
慣れてくると、肩の力が抜けて、自分らしい絵が描けるようになる。
自分らしい絵を描けるようになることが大切です。
人との比較ではない。
自分の絵を描けるようになりましょう。
絵はいつでもどこでも練習できるので、上達しやすい表現だと思います。
ピアノやギターや書道などの様に専用の道具がないと練習できないものに比べて、絵は習得するのに有利なのです。
絵を描けるようになるには何を描いて練習すればいい?
漫画を描けるようになりたいなら、あらゆるものを描けるようになりましょう。
人、動物、自然物、機械、建築群…など、なんでもです。
あらゆるものが描けると、漫画表現の幅が広がります。
漫画描きである以上、発想が浮かんだらそれを描けなければなりません。
そのためには、日ごろからあらゆるものを描く練習をしておくのです。
漫画を描きたい人が絵の練習をする時、お気に入りのキャラクターの顔を描こうとします。
漫画はキャラクターの顔を毎回描くことになるので、これは大切な練習。
しかし毎回お気に入りキャラクターの顔を描いていても、漫画描きとしては成長しない。
漫画は一枚絵ではありません。
いくら一枚絵を上手く描けても、漫画を描けなくては意味がないのです。
漫画はキャラクターのドラマを描くもの。
だから人物もあらゆる状況の表情、角度で描ける必要があります。
さらに漫画の背景となる樹木、建物、空、水など、世の中にある一切を描けるようになりたいもの。
今はクリップスタジオなどの漫画制作ソフトがあるので、背景を描く時などだいぶ便利になりましたが。
別にすべてを描けるようにならなくても、漫画を描くことはできます。
でも漫画表現者としてあらゆるものが描けると、描ける漫画の幅が広がるのです。
あらゆるものを描けるというのは、自分なりのタッチで描くということ。
実物そっくりに描けないといけないわけじゃありません。
例えば高層ビル群を描くのがめんどくさくて描けないから、舞台を高層ビルにしないという発想をしたとしましょう。
これだと漫画のアイデアに高層ビルの場面を入れることが出来ないので、発想の幅を小さくしてしまうことになります。
私はファンタジーしか描かないからこれだけ描ければいいんだっていう発想は、自分が作れる漫画の世界を限定するようなもの。
どうせならあらゆるものを描けるようになり、浮かんだ発想をなんでも漫画にしたいものです。
「描けない=描かなくていいや」
という考えで行くと本来ならば使える発想を絵が描けないために使わなくなり、アイデアの機会損失になってしまう。
何でも描けるようにしておくと、どんなアイデアでも漫画に活用できます。
自分が描ける漫画の世界観が広がることになるのです。
なので、漫画を描くのであれば基本的に何でも描けるようにしておくことが大切。
なんでも描けるようになることで、漫画表現の幅を広げることが出来、様々なジャンルの漫画を描けるようにもなります。
そのためにも、日ごろから目につくあらゆるものをスケッチするようにしましょう!
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絵を描けるようになるコツ
絵が描けるようになるためには、まず絵を描くことに慣れることが大切。
絵を描くことに慣れるためには、日ごろから目につくあらゆるものを描くことです。
絵が下手な人は落書きでいいから、絵を描くことを習慣にしてください。
絵が描けない人は絵を描く経験自体が少ないのでどう描いたらいいか分からないのです。
子供の時って、よくお絵かきするじゃないですか。
何かを落書きみたいに描きまくる赤ちゃんいますよね。
あれなんですよ、絵が描けるようになるコツは!
落書きでいいから、とにかく気がついたら絵を描いてるようにすること。
つまり、絵を描くことに慣れる。
絵の描き始めは、うまいとか下手なんて考えなくていいのです。
うまかろうと下手だろうと、気がつけば絵を描いてるようにする。
絵を描くことに慣れたときにはじめて木炭デッサンをしてみるとか、アニメキャラを模写してみるとか、そういう練習が活きてくるのです。
赤ちゃんになったつもりで、ひたすら目につくあらゆるものを描く。
得意とか苦手とか全部無視して、目についたら描く。
これをひたすら続けること。
そのなかでデッサンなども並行して行い、対象を正確に描写する練習もする。
絵を描くコツは、生涯絵を描き続けることにあります。
人生かけてひたすらに描く。
そういう気持ちで、取り組みましょう。
そうしたら、絵が描けないなんてことはまずありません。
以下の記事では絵を描けない人が、落書きを始めることの重要性について書いています♪
キャラクターが描きたいなら人体の構造をまず知ろう!
漫画を描こうと思う人はアニメキャラをそっくり描くなんて練習よりも、人体の構造を知り、あらゆる角度から人間らしく描ける練習を重ねて下さい。
漫画の絵はデフォルメして描かれているものがあります。
デフォルメとは、対象を崩して描く描き方。
デフォルメは、人体が描けるようになってはじめて効果を発揮するもの。
絵の基礎が分からない状態でデフォルメされた絵ばかり描いていると、そういうものしか描けなくなるし、他人の絵のクセがついてしまいます。
漫画から絵を学ぶよりもまずは人体デッサンなどで、基本の描き方を習得します。
キャラクターの頭の形が不自然な絵をみることがありますが、漫画やアニメの絵をマネだけして描くとあのような形になってしまうのだと思います。
実際の人体を描けるようになって、そこにデフォルメを加えて漫画の絵にしていくのです。
人体の構造について、筋肉や関節のつき具合などの絵を描く練習をしてみましょう。
人体の構造を描く練習を集中的に行い、人間を描く基礎を身につけます。
この上で、対象をデフォルメしてキャラクターっぽくしていくのです。
人体の構造がつかめてればデフォルメしてかわいいタッチの絵も描けるし、青年漫画のようなリアルタッチにも対応することができるでしょう。
筆者も人体の構造を描けるようになるために、いろいろ本を見て練習しました。
まだまだ修行中の身ですが、基本を押さえることの大切さは分かります。
外を歩く人をクロッキーすることでも、人体を描く練習はできます。
人体の絵を練習する時は、人間の体の構造が分かる本を参考に絵を描いてみましょう。
以下の記事では人間を描く練習をするために役立つ本を紹介しています♪
以下の本は人体の頭や手などパーツごとに骨、筋肉、肉付きの写真、イラストが掲載されていて、人体の勉強、絵を描く練習がしやすいです。
筆者はこの本を使ってだいぶ練習しました。
絵でも漫画の制作でも、大切なのはいつも基本です。
基本を学びそれを応用させるから、デフォルメしたり、リアルタッチに描いたりできるようになります。
人体の構造を知り、その上でデフォルメした漫画の絵も練習する。
これが漫画のキャラクターを描けるようになる必須の練習法です。
以下の記事では、人体を描くための練習法について書いています♪
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漫画を描く人が常日頃からやっておくべき練習法
漫画を描くとき、基本的に何でも描けるようになっておく必要があります。
では、何でも描けるようになるためにはどうしたらいいのか?
常にスケッチブックと描くものを携帯し、暇さえあれば絵を描くのです。
時間をとってデッサンするのも大切です。
でも忙しい人は、隙間時間を見つけて短時間で描くクロッキーをしてください。
「隙間時間を見つけたら即絵を描く!」習慣は、絵を描く力が身につきやすい。
筆者はデッサンなどで絵の練習もしましたが、暇さえあれば常にスケッチをするという習慣が、絵を描く力を伸ばしてくれたと感じます。
漫画の絵の場合、絵画の様に陰影を捉えてボリューム感を持ったデッサンを描く絵ではありません。
漫画の絵は絵画などのデッサンに比べて省略された、デフォルメした絵を描きます(一般的には)。
漫画の絵は対象のフォルム(形)を捉える画力が、特に必要となるのです。
なのでクロッキーの練習が役に立ちます。
クロッキーは、短い時間で対象をざっくりと描き写すことです。
これは、僕が描いた手のクロッキー。
例えばあなたが人通りのある街にいるとします。
あなたは向こうから歩いてくる人を、その人が通り過ぎる間にクロッキーで描くのです。
猫を見かけたら、その瞬間に猫を描きだします。
仕事の休憩中に車をみかけたら、すぐに車をクロッキーします。
このように短時間でクロッキーを描く練習をすると、絵を描くことに慣れるだけでなく、対象の形をつかむ目を持てるようになります。
もちろん陰影やボリューム感も捉えてクロッキーを描きます。
しかし漫画の場合陰影は、トーンやハッチングという掛け合わせの線で表現することが多いです。
漫画は一般的に白黒印刷することを目的に描かれるので、絵画のような微妙な陰影は省略される傾向があります。
漫画の絵は形を正確につかむことが特に重要です。
だからパッと見た瞬間に、クロッキーで対象を描くような練習が役に立ちます。
その時に大切なのが「隙間時間があればすぐに、絵を描く」ことなんです。
多くの方は忙しい生活の中で、絵が描けるようになる必要があるでしょう。
だとすれば、スケッチブックと描くものは常に携帯しておくようにして下さい。
短時間だとクロッキーを描くのが主になるので、ページ数の多いクロッキー帳がよいでしょう。
こちらはマンマルの定番スケッチブック。
クロッキー帳でなくても、ノートやチラシの裏など描けるものなら何でも大丈夫。
小さなメモ帳ならポケットに入るので、即取り出して絵が描けて便利ですよ!
筆者はこれまで小さなメモ帳を100円ショップで買っては、それを使い、いたるところで絵を描きました。
描くものは鉛筆だと先が丸くなってくるので、シャーペンかボールペンが良いですね。
あなたが描きやすいものなら何でもかまいません!
僕はボールペンを常に携帯してました。
ボールペンだと濃くはっきりした線が描けるから。
外で空き時間に絵を描くとき、僕は消しゴムを使いません。
描ける時間が限られているので、消してる時間があるなら別の場所に絵を描きだしたほうが早いのです。
絵を描けるようになるコツは、暇さえあれば目に入るあらゆるものを描くこと。
だからいつ何時も、スケッチできるものを持ち歩いてください。
家のなかでもトイレのなかでもあらゆるところで、目の前にあるものを描くのです。
もしくは好きな漫画本を携帯して、その絵をまねて描くでもいいでしょう。
これらスケッチしてきたすべての絵は、あなたの貴重なドローイング作品になるので、決して捨ててはいけません。
大切に保存しておきましょう。
以下の記事ではドローイングという絵の表現法について書きました♪
何気なく描くクロッキーだって、ドローイングという作品なのです。
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空き時間を利用して絵を描けるようになる方法
ここから筆者が隙間時間を活用して絵を描けるようになった方法について解説していきます!
僕はこれまで様々なアルバイトや派遣仕事、短期間ですが正社員などを経験してきました。
飲食店からコンビニ店員、引っ越し屋から掃除屋、など30種類以上はあるでしょう。
その中で常に考えていたことがあります。
どこにいても漫画制作や画力を上げるための取り組みを行おう!と。
実際出来るんですよ、どんな所にいても絵を描く練習は。
その方法を以下から紹介していきますね。
1:休み時間になると即絵を描く
学校でも仕事先でも休み時間がありますね。
5~15分くらい。
昼休みならもっとある。
この5、15分を甘く見ちゃいけないんです。
休み時間単体では5分しかないとしても、毎日積み重なると大きな時間になります。
この5分をどう使っていくかが今後の命運を分けるんですよ。
僕は休み時間になると、即絵を描いてました。
5分じゃ何も描けないと思うかもしれません。
しかしここでクロッキーの経験が生きてくるんです。
クロッキーは短時間で対象の形をつかむ練習だから、5分もあれば大概のものは描けます。
何を描けばいいかというと、目の前にあるもの何でもです。
本当に何でもいいから目の前にある対象を、片っ端から描いて下さい。
僕は時間があれば壁でも雲でも虫でも動物でも車でも建物でも、何でも描きました。
電車に乗っている時はこっそりメモ帳を出して、人や、靴など様々なものを描く練習をしていました。
クロッキーをする時は線を定規できれいに描く必要はなく、フリーハンドでOKです。
画力を上げるには描き、描く中で考えて、成長していくしかありません。
何でも描く習慣をつけることで、いざ漫画の原稿を描くときに生きるのです。
資料を参考に描く時にも「これは以前あそこで描いたことあるな。確かこういう形してたな」と絵を描く時の自信にもつながります。
実際の描く時は記憶頼りではなく、ネットなどで描く対象をみながら描いたほうが良いですけどね。
目の前にあるものだけでなく好きな漫画などを携帯して、その絵を模写するのもいいですね。
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2:パチンコ台の組み立て作業をしていた時の絵の練習法
例えば僕は以前パチンコの部品を組み立てる倉庫で、数か月間作業をしていたことがあります。
その作業場では一日に15分休憩が3回、お昼休みが1時間ありました。
僕は休憩のチャイムが鳴ると速攻で倉庫の裏の方に走っていき、手当たり次第に絵を描きました。
たった15分ですが、結構いろんなものが描けます。
倉庫の中なので段ボールが積みあがってるところとか、積み荷の機械、倉庫内部を描いたりします。
「そんなもの描いて何の役に立つの?」と思うでしょう。
漫画を描く時に、そんなに倉庫内部ばかりを描くことはないかもしれません。
しかし僕は、描くという習慣を作るために描いていたのです。
目に映る一切を描けるようになりたかったのです。
一切を描けるようになれば、漫画のなかでもいろいろな展開を持ち込むことができるから。
というか描くことそのものが楽しいからなのです。
一枚でも多く、絵を描きたかった。
絵を描くことに、執念を燃やしていたのです。
そのくらい、徹底して絵を描くことに取り組んでました。
何だろうと描ける自分を作るのです。
多くの人は休み時間というと、何気ない会話をして過ごします。
しかしその会話が自分の人生に、一体どんな生産性を生むのか?
少なくとも僕にとってはどうでもいい会話をしている暇があるなら、一枚でも多く絵を描きたかった。
頭の中にあるイメージを漫画や絵という形で表現したいという強烈な欲求があるからです。
僕は時間さえあれば絵を描く習慣をもつことで、どんな所にいても絵を描く練習をするのは可能だと気づきました。
3:車の待ち時間にクロッキーを行う
車に乗っていて渋滞に巻き込まれることがありますよね。
あるいは長い信号待ちをしている時「早く変わってくれよ~」って思ったことありません?
これから僕が話す方法は信号待ちや渋滞が楽しくなる画力上達法です。
その名は「車内待ち時間クロッキー法」!
車内で信号や渋滞で待ち時間が生まれた時、僕はすぐに絵を描きだします。
そばにはノートと筆記用具を置いておき、信号待ちになったら即描き始めるのです。
信号待ちをしている時に描く絵は、信号機や目の前の風景、通りをいく人々などです。
車内部や車内ミラー、対向車、雲の形など描けるものは何でもあります。
これらって、意外と漫画の中で描くことが多いもの。
信号とか歩道のミラーとかは、漫画の登場頻度が高いんです。
車内で待ち時間が生じた時は、これらの絵を練習する時間だと思えばいいわけです。
車内から見える景色、人、動物、雲の形など何でもいいので時間があれば描きまくる。
これは画力を向上させる重要な練習です。
ただし、信号の移り変わりはキチンと把握しておいて下さい。
安全運転第一なので。
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4:トイレの中でも絵を描き、構想を練る
僕はトイレの中でも絵を描きます(笑)
トイレって一日の内に入る回数がそこそこありますね。
トイレにいる間もメモ帳に漫画の構想や、これから描こうとしている絵の構想、目の前にあるモノを描けます。
使える時間は全て有効活用するのです。
トイレのなかだとスリッパやトイレ内部の様子などが描けます。
さらに利き手じゃない方の手をデッサンする時にも最適。
ちなみにトイレに入っている時って良いアイデアが閃きやすいので、アイデアが欲しい時はトイレでうなってみると良いかもしれません(笑)
手塚治虫氏も、トイレのなかにいると発想が生まれやすいということを漫画で描いてます。
トイレと創造性…何か関係があるんでしょうか?
う~ん
う~~ん!!
う~~~ん、っこいつだーー!
やっとアイデアが噴き出した!!!!
5:お気に入りの漫画を持参して空き時間に模写する
上でも書きましたが、忙しい合間に絵を描く練習をしたいと思うなら良い方法があります。
それはお気に入りの漫画コミックスを携帯して、空き時間に絵を模写する練習法。
もしくは持ってる漫画雑誌のなかで練習したい絵の載っているページを破り取り、携帯しておきます。
隙間時間を見つけてそのページを模写するのです。
描ける時間が少ないなら、クロッキーを描くようにざっくりと模写します。
僕は今トレンドの漫画がどういう表現をしているかを探るため、持ってる漫画雑誌の印象的なシーンが載ったページを破り取り、携帯してました。
そして空き時間があると、すぐページを取り出して絵を描くのです。
この方法は今の漫画家がどんな風に擬音や吹き出しを使い、どの程度描き込みをしてるかなど、今の漫画のクオリティを知れる便利な練習法です。
僕はよくアルバイトの休み時間などに漫画雑誌を取り出しては、模写して練習していました。
漫画表現は時代とともに進化していくもの。
今どんな漫画が流行っててどんな絵が人気あるのかなどを探れるので、便利な練習法です。
普段から漫画雑誌に目を通しておき、自作に取り入れられる要素、表現はないかと探っておくと良いでしょう。
以下の記事では漫画雑誌を持ち歩いて、暇さえあれば絵を描いていた当時の僕の練習法について書いています♪
絵が描けない人が描けるようになるための練習法を動画で紹介
以下の動画では、僕が絵が描けるようになるためにしてきた練習法について語っています。
誰でもほとんどお金をかけず、簡単に絵が描けるようになる絵の練習法なので、興味のある方はご覧ください♪
絵を描けるようになるためのコツの最後に
仕事などで忙しい人が、絵を描けるようになるための簡単な練習法について書いてきました。
絵が描けない人は、まず絵を描くことに慣れる必要があります。
そのためにも、隙間時間を見つけてあらゆるものを描く習慣を持ちましょう。
スケッチブックと描くものを携帯しておけば、いつどこでも絵を描く練習ができます。
どうしょうもなく絵が下手でも大丈夫。
描くなかで、どうしたら対象を正確にとらえられるかを考えながら描き続けて下さい。
筆者だってものすごく絵が下手だったのです。
でも、この記事で紹介したことを実践してなんでも描けるようになりました。
いつでもどこでも絵を描くことを習慣にした時、自然と絵は描けるようになります。
まずはメモ帳とボールペンを携帯し、あらゆる場所で絵を描く。
外にいる時、家にいる時、暇さえあれば片っ端からクロッキーをする習慣を、この瞬間から始めてください。
こうすることで、絵を描くことに慣れてきます。
絵を描くことに慣れたら、デッサンなどもう一段上の練習に入っていけばよいのです。
どこにいても絵を描く習慣を、生涯続けていきましょう。
絵を描く能力の向上に終わりはないので、人生をかけて描き続けていくのです!
以下の記事では人間の体の描き方について書いているので、興味のある方はあわせてご覧ください♪