この記事では農夫のキャラクター、ブキミ君の登場する四コマ漫画を紹介します!
ブキミ君はひたすらに畑をたがやす謎の農夫キャラクターです。
また農夫キャラクターブキミ君の誕生秘話についても記事で書いています。
実は農夫キャラクターブキミ君は、ある有名な画家がきっかけで誕生したのです!
それではまずブキミ君が登場する四コマ漫画をどうぞ!
Contents
農夫のキャラクターブキミ君とは?
どうも、漫画アート芸術家の粕川です!
本日は謎の農夫キャラクター、ブキミ君を主人公に四コマ漫画を描いてみました!
この男が農夫キャラクターのブキミ君です!
皆様可愛がってやってください!
農夫キャラクターのブキミ君は作者の僕もいつ作ったのか覚えてないくらい前に生まれました。
確か20代前半に作ったキャラクターだと思います!
ではどうして農夫キャラクターのブキミ君を作ったのか?
フフフ…ここには粕川が心から愛するオランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホが絡んでいたのです!
農夫キャラクターブキミ君が誕生した背景
粕川は高校時代、みんなと一緒になって学校で勉強したり学校生活を送るということに興味が持てなくなっていました。
高校を出て進学し、就職してごくごく普通の生活を送るということに何の希望も持てなかったのです。
もともと人と同じようなことをするのが嫌だったこともあり、高校卒業後は進学も就職もせずプータローのような状態になり、好きなことにのめり込んでいきました。
そんな18才のころに僕は芸術と出会い、ファン・ゴッホと出会ったのです(本や作品のなかで)。
ファン・ゴッホの芸術家としての生きざま、性質、作品に心から魅了されました!
そしてファン・ゴッホの作品にとても懐かしいものを感じたのです!
ファン・ゴッホは貧しい農民や働く農夫をたくさん描いた画家です。
ファン・ゴッホが敬愛するミレーの「種まく人」を模写した油絵が最高に良くて、僕は幼いころから大好きな作品でした!
ファン・ゴッホが模写した「種まく人」があんまり素晴らしいので、僕もゴッホの「種まく人」を模写した絵が以下です。
ファン・ゴッホは農夫や貧しき人々を好んで描きました。
僕も大自然の中で生きる人間や、自然と共生している人間、大地とかかわる人間というモチーフが好きです。そういう絵が描きたい。
自然や大地と関わる人間のモチーフ…
そう、「農夫」なのです。
農夫というモチーフは粕川にとって特別なものでした。
こうして農夫のキャラクターを生み出そうという発想が浮かんだのです!
ブキミ君ってファン・ゴッホ繋がりで生まれたキャラクターなのか!
農夫キャラクターがどうしてブキミ君になったのか?
では農夫キャラクターがどうしてブキミ君となったのか?
漫画のキャラクターを作るとき、何か目立った個性が必要です。
そのキャラクターだと一発で分かるような、特徴的な個性が。
特徴的な個性をキャラクターに与えることで、そのキャラクターが読者に覚えてもらいやすくなるのです。
例えば「ドラゴンボール」のベジータなら、髪の毛が逆立っててプライドが高い、ちょっとギャグの入ったキャラクターという個性があるので覚えやすい。
さっそく僕は農夫のキャラクターの個性を考え始めました。
まずは農夫のキャラクターにファン・ゴッホの「種まく人」がかぶっていたような麦わら帽子をかぶせてみました。
つぎに何を考えているかよく分からないブキミ君の顔が浮かんできました。
ブキミ君は手にいつもクマの手みたいなものを持っています。
そしていつでもブキミ君は畑を耕しているのです。
なぜブキミ君が畑を耕し続けるのか?ブキミ君を作った時点で僕はそこまで考えていなかった。
しかしブキミ君が畑を耕し続ける背景を物語にするれば、一つの漫画のエピソードが生まれるでしょう。
自分のキャラクターに謎の特徴を持たせて、そうなるに至った背景を考えることで、漫画の物語は生まれてくるのです。
僕の中でブキミ君は「天才バカボン」のレレレのおじさんに立ち位置が似ていると感じてます。
レレレのおじさんはいつでもどこでも外をホウキで掃除してる。
レレレのおじさんに話しかけても「レレレのレ~」という返事しか返ってこない(笑)
ひたすらに外をホウキではくレレレのおじさんの不思議さは、ひたすら畑を耕し続けるブキミ君に通じるものがあります。
ブキミ君にはなんらかの信念があって畑を耕し続けているのです。
僕もどうしてブキミ君が畑を耕すのかまだ考えていないけど、彼のバックストーリーを作るのが楽しみになってきました。
何らかのドラマの末に、ブキミ君は今のような男に成長したのです。
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スターシステムの中の農夫キャラクターブキミ君
僕は自分の漫画にスターシステムを取り入れています。
スターシステムとは、漫画のキャラクターを映画における俳優のようにとらえること。
例えば粕川という漫画プロダクションに属するブキミ君という俳優がいたとします。
このブキミ君は粕川の生み出す「もっとがんばれ!バカオ君」や「囚人牢獄」など異なる漫画作品に「違う役柄として」登場する。
これがスターシステムです。
アーノルド・シュワルツェネッガーは「ターミネーター」ではサイボーグだけど「プレデター」ではたくましい人間として登場しますね。
このときアーノルド・シュワルツェネッガーは作品によって役柄を演じ分けています。
漫画のスターシステムはキャラクターを映画俳優のようにとらえ、異なる作品に何度でも登場させられるわけです。
どの作品に出ようと、キャラクターの基本的性格は変わらないのだけど。
スターシステムは手塚治虫氏が使っていたことで有名ですね。
ひげ親父やロック少年はいろんな手塚作品に登場します。
これと同じように僕の漫画キャラクターも異なる粕川作品に登場するわけです。
ブキミ君は粕川が25歳のころ、本格的に描いた自伝的漫画「囚人牢獄」にゲスト出演しています。
そして今回の四コマ漫画「もっとがんばれ!バカオ君」でも農夫キャラクターとして登場したのです。
粕川キャラクター総出演の「もっとがんばれバカオ君」
このブログに連載している漫画「もっとがんばれ!バカオ君」は創作の実験の場と位置付けています。
漫画とアートの融合や、色々なアイデアを実験的に試す場所が「もっとがんばれ!バカオ君」なのです。
だから「もっとがんばれ!バカオ君」には主人公バカオの他にも、粕川が生み出したキャラクターがどんどん登場します。
ときにはバカオ以外のキャラが主役になる事もあるでしょう。
僕が漫画を描くときに第一に考えることは「読者の方に楽しんでもらいたい」ということ。
漫画は僕の中でエンターテインメントであり芸術でもあります。
しかし「自己を強烈に表現する」絵画制作とはやや立ち位置が異なるのです。
今後ともブキミ君や「もっとがんばれ!バカオ君」、漫画アート芸術家をよろしくお願い致します!
以下のリンクでは瞑想する猫のキャラクター、猫のチッティの制作秘話について書いています!
以下の記事には、粕川漫画のキャラクターに関する記事が載っています♪