絵が描けるようになりたい!
絵が上手くなりたい!
そんな方へ向けて隙間時間を活用してできる簡単な絵の上達法をお伝えしよう。
必要なのはスケッチブックと描くものがあればOK。
隙間時間を活用してスケッチブックにとにかく描く
隙間時間を活用して絵を描くことで、少しづつ絵を描くことに慣れてくる。
まずスケッチブックと筆記用具を用意する。
そしてあなたの目に映るものを、何でもいいので描きだすのだ。
あまり形にこだわらず、おおまかでいいので、形や陰影や質感などを捉えて描く。
隙間時間を活用しているので、そんなにゆっくりと描く時間はないかもしれない。
そんな時はクロッキーをしよう。
この際大切なのはよく観察して描くこと。
「絵を描くとはつまり観察することだ」と言われている。
対象をじっくり見て、その通りに描いてゆく。
最初はヘロヘロの線になってしまうだろうけど、全然気にせず描く。
数をこなせば、だんだんコツがつかめるようになるだろう。
ともかく、描きださないと始まらない。
どうしたら対象を描き写せるだろうか?
こんな自問自答をしながら、スケッチを通して描くことに慣れよう。
僕はどんな絵を描くにしても、全ての基本はデッサンにあると思う。
対象を観察し、その形態、量感、質感などを平面である紙に映す作業は絵を描く上での基礎。
デッサンは野球でいう素振りのようなもので、終わることはなく、生涯やり続けるものだと思う。
描写力とは関係なさそうに見える抽象画を目指す人であっても、デッサンが基本であることは揺るがない。
対象をしっかり描ける力があって初めて形を崩すことができ、その魅力を生かせる。
ただデタラメに描くような絵は、それこそ子供の絵と変わらない。
子供の絵の純真性こそ魅力だ、というのは分かる。
けどデッサンはやらないよりやった方がいいのは確かだ。
パブロ・ピカソやジョアン・ミロなど一見ヘタそうな絵を描く人も、実はデッサンをやらせると非常にうまい。
しっかりデッサンを訓練したから、対象をデフォルメして描いても様になるといえるだろう。
僕は本格的に絵を勉強しだしたのは18歳になってからだった。
絵をまじめに描きだすのが遅かったのだが、まず練習したのがデッサン。
以下の画像は、本格的に描きだしたデッサンの1枚目。
とりあえず目につくものは何でも描いた。
そして数をこなした。
たくさん絵を描いていると、やがて質に転化する。
ぼくはいまも絵を描く修行中の身だけど、当時よりは自由に描けるようになっている。
デッサンするのは石膏像でなくても大丈夫。
石でも動物でも外を歩くおばあさんでも、UFOでもいい。
大切なのは、描くこと。
絵は「どれだけ描いたか」の要素が大きい。
素質の多少はあるにしても、上達するよう考えながら描いた量だけ、確実に上達するだろう。
隙間時間を活用して描いた絵は保管しておこう
もう一つ大切なことは、隙間時間を活用して描いた絵を大切に保管しておくこと。
隙間時間に描いた絵といえど、作品であることに変わりない。
隙間時間で描いた絵でも大切に取っておくと、後で見返すことができる。
自分の絵がどれだけ成長したかが把握できるので、やる気にもつながるだろう。
どんな些細な走り描きでも、その瞬間のあなたから生み出されたアートなのだ。
もしあなたの絵に価値が出たとき、保管しておいた絵はきっと人が見たがるだろう。
だから隙間時間を活用して描いた絵も、大切に保管しておく必要があるのだ。
絵を描くとき、人と比べる必要はない。
あなたがどれだけ成長できたかが大切。
さあ、始めよう。
絵は楽しんで描くのが一番!
隙間時間に絵を描くには、スケッチブックがあると便利。
スケッチブックと描くものがあれば、どこでも隙間時間に絵を描く練習ができるのだ。
以下の記事では絵がど下手だった筆者が隙間時間を活用することで、絵が描けるようになった練習法について書いてあるぞ♪