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エドガーアランポーってどんな人?怪奇と幻想を生みだした黒猫の作者!

投稿日:2016年11月25日 更新日:

エドガーアランポー,どんな人

エドガーアランポーってどんな人?

エドガーアランポーは、アメリカ文学史上における不滅の作家である!

漫画アート芸術家の僕も、最大級に好きで影響を受けた作家が、エドガーアランポーだ!

エドガーアランポーは、伝説的な存在だ。

エドガーアランポーは、探偵小説を創始した人で、SF小説の先駆者と言われることもある。

エドガーアランポーは優れた詩人であり、切り口鋭い文芸批評家でもあった。

そして何より、怪奇と幻想の分野で素晴らしすぎる作品を残した人だった。

大の酒好きで、貧しい経済環境のなか作品を生み出したエドガーアランポー。

僕はエドガーアランポーが好きすぎて、彼の代表作「黒猫」を漫画に描いたくらいだ!

ここではそんなエドガーアランポーってどんな人?って疑問に迫っていこう。

ポーの人生や代表作「黒猫」の素晴らしさも書いていくぞ!

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エドガー・アラン・ポーってどんな人?

エドガーアランポー,どんな人
2010年に制作

僕は昔から天才と狂気について調べているけど、エドガーアランポーの名はよく天才に関する本に出てくる。

エドガーアランポーは、天才と狂気を象徴するような人生を生きた人なのだ。

エドガーアランポーは波乱万丈な人生をあゆみ、40歳にして謎の死を遂げる。

ここからエドガー・アラン・ポーの人生に迫ろう!

エドガーアランポーの波乱万丈な人生

エドガー・アラン・ポー(1809年1月19日~1849年10月7日)は、アメリカのマサチューセッツ州ボストンに生まれた詩人、小説家、評論家。

ポーの両親は旅役者だった。

父は行方知れずになり、母は早くに亡くなってしまう。

そんなことからエドガーアランポーは、名づけ親で商売人のアランという男にひきとられた。

幼いころのポーはロンドンに住んでいた。

やがてアメリカに帰国したポーは、17歳でヴァージニア大学に入学する。

頭が良く成績優秀なポーだが、賭け事や酒好きなことで有名だった。

エドガーアランポーを特徴づけるのが、賭け事と酒が好きなところ!

ポーは学生時代に賭け事にのめりこんで、借金を背負うほどだった。

借金や自堕落な生活が原因で、ポーは養父のアランと決裂。

結果的に、ヴァージニア大学を退学することになったエドガーアランポー。

養父と対立したエドガーアランポーは、家出をした。

その後エドガーアランポーは陸軍に入るが、長く続かずに除隊する。

この時点でエドガーアランポーは、養父と仲直りしている。

養父のバックアップがあるなか、今度は士官学校に入るエドガーアランポー。

しかし学校の規則を守らないエドガーアランポーは、退学命令を受けてしまう。

ポーのような個性の強い人物は、軍隊など規律正しい組織にはなじまなかったのだろう。

やがてポーは得意だった詩や短編小説を書いて生活するようになる。

ポーは優秀な雑誌編集者であり、文芸批評家としても活躍していた。

こうして「アッシャー家の崩壊」や「黒猫」、「黄金虫」などポーの代表作が生み出されていった。

エドガーアランポーといえば、推理小説の創始者といわれている。

推理小説の元祖となったのが「モルグ街の殺人」である。

天才的な探偵オーギュスト・デュパンが、奇怪な事件を推理によって解決する物語だ。

後にミステリー作家となるコナン・ドイルもアガサ・クリスティも、「モルグ街の殺人」から生まれたといっても過言ではないだろう。

ポーは詩人としても才能を発揮し、1845年に「大鴉」を発表して話題を呼んだ。

ポーはこの時点でだいぶ成功しているようにみえる。

しかし大酒飲みのクセはなおらなかった。

酒を飲むとポーは人と問題を起こすことがあり、これが原因で出版社を転々とすることになる。

エドガーアランポーは作家活動で生活し、成功しようとしたはじめての著名な小説家といわれている。

1833年にポーは、ヴァージニア・クレムと結婚した。

このヴァージニアは、ポーの従妹で結婚当時まだ13歳の女性だった。

ポーは血の繋がりのある幼い女性と、結婚していたのだ。

エドガーアランポーは経済的に成功することはなく、貧しい環境で生活をしいられた。

エドガーアランポーは貧苦の生活のなか、1847年に結核で妻を失う。

そして後を追うかのように1849年、ポーも40歳で原因不明の死をとげることになる。

エドガーアランポーは、酒場で泥酔い状態で発見されたようだ。

まもなく病院で、帰らぬ人となった。

はたして酒場でポーに何があったのだろうか?

酒飲みで、賭け事が好きで、人と問題をよくおこし、謎の死を迎えたポー。

エドガーアランポーは天才と狂気を象徴する、伝説性のある人物だとぼくは思う。

優れた才能ゆえの疾患というか、いかにもボヘミアンな天才表現者という感じがする人なのだ。

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エドガーアランポーってどんな人?人気が出た場所

エドガーアランポーは初め、本国アメリカではなくヨーロッパで人気が出た作家だ。

フランスの詩人ボードレールがポーの作品を翻訳しており、この流れでポー作品はフランス象徴派文学に影響を与えている。

ポーの革新的な価値を最初に発見したのは、アメリカではなくフランスの作家たちだったのだ。

こうして外国から逆輸入される形で、アメリカでもポーに注目が集まるようになった。

エドガーアランポーの作品は退廃的な雰囲気があるので、分かりやすく痛快活劇的なものが受けやすいアメリカでは、理解されづらかったのかもしれない。

しかしヨーロッパの作家は、エドガーアランポーの稀有な才能を見逃さなかった。

エドガーアランポーの革新性!

ポーはアメリカ文学史上に革新的な作品を残し、後続の表現者に大きな影響を与えた。

世界で初の推理小説を作ったのはポーである。

「モルグ街の殺人」が最初の推理小説とされており、オーギュスト・デュパンという有名キャラクターをポーが創作した。

オーギュスト・デュパンといえば、理知的で風変わりな、天才探偵家だ。

オーギュスト・デュパンのキャラクターが、推理小説に登場する探偵の元祖となった。

「モルグ街の殺人」に感銘を受けたイギリスのコナン・ドイルがシャーロックホームズを作り、やがてアガサ・クリスティなどのミステリーへと受け継がれてゆく。

よってエドガーアランポーは近代推理小説の創始者なのだ。

エドガーアランポーが書いた小説「アーサー・ゴードン・ピムの冒険」は、SF作家の元祖ジュール・ベルヌやH・Gウェルズらに影響を与えた。

エドガーアランポーの作品が、SF小説誕生に関係していたということになる。

エドガーアランポーは生粋の詩人であり、その作品はフランスの詩人ボードレールやヨーロッパの象徴派文学者に影響を与えている。

まるで文学におけるレオナルド・ダ・ヴィンチのような革新性をもつ作家、それがエドガーアランポーなのだ。

エドガーアランポー最大の魅力は「怪奇と幻想」にあり!

小説家、詩人、評論家、雑誌編集者として活躍したエドガーアランポー。

とくにポーがその力を発揮した領域が短編小説だ!

ポーは沢山の短編小説の傑作をのこしている。

ポーの作品に共通するものがある。

それは「怪奇と幻想」である。

怪奇と幻想を書くポーの作品のなかで、とりわけすばらしいのが「黒猫」だ。

黒猫は怪奇モノが好きな人は絶対知っておいた方がよい名作。

「黒猫」には、幻想と怪奇の本質がある。

怖く、不気味で、現実を下敷きにしながらも、幻想感ある物語世界。

このような怪奇と幻想の要素が、エドガーアランポーの作品にはつまっている。

怖い物語に必要なのは、現実感と幻想性だ。

物語に現実感がないと、ストーリーに怖さを感じられない。

なんでもありのギャグ漫画な世界では、恐怖が感じられないようなものだ。

だから恐怖物語には、現実感という物語のベースが必要なのだ。

物語の現実感と同時に大切なのが「幻想性」である。

現実にひそむ幻想性。

この微妙な配合が、怪奇物語をおもしろくする。

「黒猫」は現実と幻想が絶妙に交錯し、コンパクトにまとめられた小説だ。

エドガーアランポーの幻想は、ときに狂気の様相を帯びる。

エドガーアランポーの面白さは、現実と狂気のはざまで、奇怪な物語を書く点にあるのだ。

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エドガーアランポーの「黒猫」の魅力

エドガーアランポー,どんな人

エドガーアランポーは黒猫で、自分の性格を利用して物語を作っている。

黒猫に登場する主人公は、ポーの持つ性質を持ちあわせているのだ。

「黒猫」のテーマとなるのは、主人公の持つ「天邪鬼」という性格。

天邪鬼というテーマが「黒猫」の物語を動かす中核にある。

天邪鬼とは、大多数の意見に逆らうような行動をする、素直でない性質のこと。

ポーは「黒猫」のなかで自身の天邪鬼な性格を主人公にまとわせ、物語を作っている。

「黒猫」の主人公は、ポーを思わせるような大酒飲みだ。

酒飲みの主人公ははじめ愛猫(黒猫)をかわいがっている。

しかし酒の悪酔いが原因、でだんだん素行が悪くなる主人公。

主人公は可愛がっていた猫を虐待するようになる。

愛猫を虐待するとき、主人公は自らの「天邪鬼」な性質を解説する。

この天邪鬼な自分の考えを展開する場面に、迫力があるのだ!

これを読んだとき、僕は青くなるほど感動した!

天邪鬼という作家の性格を「黒猫」の主人公に重ねあわせて、物語をつくるセンスが感動的だ!

エドガーアランポーに限らず、表現者は自分自身を作品に投影させるのだ!

ポーが真にせまる天邪鬼の理論で恐怖を展開できたのは、ポーが自分自身を表現していたからに違いない。

ポー自身に天邪鬼な性質がなかったら、「黒猫」は存在しなかっただろう。

自分の感覚を元に恐怖を書くから説得力のある作品となり、胸を打つのだ

なぜなら一人の人間が感じることは、他の誰かにも通じることだから。

自らの性質を物語にひそませることで、恐怖物語を作ったエドガーアランポー。

これこそ自己表現だ。

黒猫は時代を超えて読まれているが、そこにはポー自身の性質が隠されていたのだ!

黒猫は素晴らしい作品である!

筆者はポーの黒猫にあまりに感銘を受けたので、創作を加えて「黒猫」の漫画を描いたことがある。

ぼくがポーの「黒猫」に感銘を受けて描いた漫画は以下の記事に載っているので、興味のある方はのぞいてみてほしい♪

エドガー・アラン・ポーの最後に

エドガー・アラン・ポーの怪奇と幻想の物語は本当に素晴らしいと思う!

僕もこの怪奇と幻想をこそ描きたいのだ!

作家自身の天邪鬼の性質をもとに書かれた「黒猫」。

ポーは自分自身を作品のなかに投影して、傑作を作った。

ポーは天才と狂気の本で、その名前がよく登場する。

まさに天才と狂気を象徴するような存在だったエドガーアランポー。

ポーは波乱万丈な人生を生き、謎の死を遂げた。

ポーの「怪奇と幻想」に満ちた作品も、この作家の伝説性を匂わせている。

ポーの人生自体に、怪奇と幻想があるのだとぼくは思う。

エドガーアランポーってどんな人?と疑問がわいたら、こう思い出してほしい。

アメリカ文学史上に輝く伝説の表現者であり、幻想と怪奇による永遠な物語を生んだ男たと!

ぼくがエドガーアランポーの黒猫を、漫画で描くに至ったエピソードは、以下の記事で紹介しよう!

 

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