漫画のアイデア出しってどうやるのか?
漫画のアイデア出しって悩むものですよね。
どんな漫画のアイデアを出したらいいんだろって考えこみ、なかなか出てこないことがあるかもしれません。
しかし漫画のアイデア出しは意外と簡単だったりします。
漫画のアイデア出しをスムーズに行うための方法があるのです。
それは「自分が体験したことをアイデアだしに使う」という方法です。
自分が体験したことは漫画のアイデアになるのです。
実際僕はここに掲載している四コマ漫画を、実体験をもとにアイデア出しをして作りました。
ということでこの記事では自分が体験したことから漫画のアイデア出しをする方法を、僕の体験をもとに書いていきます。
まずは自分の体験をもとにアイデア出しをして描いた四コマ漫画をご覧ください!
Contents
実体験をもとにアイデア出しをした四コマ漫画
この四コマ漫画は実体験をもとにアイデア出しをしました。
ではどんな体験を漫画のアイデア出しに使ったのかについて書いていきましょう。
僕は2017年10月後半頃、ひどい頭痛におそわれて布団にダウンしていた時期があります。
めったに風邪をひかない自分だけど、この時は激しい頭痛で寝ているときも大変でした。
僕は鼻毛を小さなハサミでカットする習性がありました。
鼻から頭にくる痛みだったので、鼻毛を切りすぎたためににばい菌が入って風邪をひいたのかと思ったのです(笑)
鼻毛は空気中のほこりやチリが体内に入らないようにするための防御壁にもなるので、基本的に切らない方が良いようです。
でもバカボンパパくらい鼻毛が伸びていたら切りましょう!(笑)
そんなことからまもなく医者へ行きました。
2年ぶりくらいに注射をうってもらうと、まもなく頭の痛みは消えていったのです。
注射が嫌いがアイデア出しに繋がった
医者から注射をうつと聞いたときはかなり焦りました。
僕は昔から注射が嫌いなのです。
鋭い針を体に刺されるというのは考えたくありません。
注射をうたれる前に長細いゴムホースみたいなので、腕を固定されるときの嫌な気分ったらないですね。
針ささないで、針ささないで!って心の奥では思ってしまう。
ジェットコースターが動き始めたとき、徐々に一番高い所へ上がっていくドキドキ感に似ている。
そして…
ついに注射を打った!
「あれ?こんなもん?…」
予想以上に注射が痛くなかったのが印象的でした。
注射をうつ場所にもよるだろうけど、心には注射を乗り越えたという満足感が広がりました。
しかし注射のあの長細い針にはどうも恐怖を感じる…ホラー漫画で是非使いたいアイテムです。
え、この注射をさした体験が漫画のアイデア出しにつながっていくことになります。
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何気ない体験を漫画のアイデア出しにつなげるには?
何か印象的な体験をしたとき、それを漫画のネタとして使うようにしています。
一つの体験は見る角度を変えることで色んな漫画のアイデア出しに使えるようになるのです。
今回僕は「激しい頭痛におそわれた」という体験をアイデア出しに使って漫画を描きました。
でも「激しい頭痛におそわれた」という体験は別の漫画のアイデア出しにも応用できます。
たとえば以下のようなアイデア出しが出来るでしょう。
主人公が激しい頭痛におそわれた理由は女の悪霊にとりつかれたことが原因だった。
この悪霊を除霊するために除霊師に不思議な注射を打ってもらった
というふうにホラー漫画のアイデアとして使うことができます。
僕は初め「自分で鼻毛をカットしていたため、鼻毛の穴からばい菌が入り込み風邪をひいた」と思っていました。
しかしこの勘違いは漫画のアイデア出しに使えます。
鼻毛が長くて困ってる主人公が、鼻毛をカットしすぎたために空気中から妙な地球外生命体を吸いこんでしまう。
そのため主人公は地球外生命体に体をのっとられてしまった。
というSFチックな漫画に展開できる。
大切なのは、印象的な体験をちょっとずらして漫画に応用してみること!
あなたが体験したことが些細なことでも、見る角度を変えるだけで漫画のアイデア出しに使える可能性はあります。
ほかにも今回僕が体験した「注射の針に対して恐怖を感じた」体験から、こんな漫画のアイデア出しも浮かびました。
「主人公が病に倒れて病院へ行くと医者から緊急手術が必要だといわれた。
青白い顔色をした看護婦に主人公はベッドに体を縛りつけられる。
身動きできない状態のまま麻酔の注射10本を打たれることになる。
徐々に迫ってくる注射針に恐怖する主人公!
主人公は10本の注射を打たれると体を奇妙な生物に改造されてしまう。
さあ、主人公はどうやって元の姿に戻るのか?」
これは僕が瞬時に思いついた案だけど、ここに自分が訴えたいテーマを絡めて物語にしたらホラー漫画になるでしょう。
僕が体験したのは「激しい頭痛におそわれて医者へ行った」だけです。
しかし見方を変えることで何でもない体験からいくつでも漫画のアイデア出しをすることができるのです。
あなたが体験した印象的な出来事にちょっとずらしを入れて漫画のアイデア出しに使えばよいのです。
発想の飛躍で漫画のアイデア出しをする
漫画のアイデアをずらすとは「発想の飛躍」ともいえます。
発想の飛躍とは、あるアイデアをきっかけに全く別のアイデアに結びつける発想法。
例えば注射というのは人の体内に針を通して液体を注入するもの。
僕なら注射に対してこんな発想の飛躍を行うでしょう。
注射針のなかには液体生命体が入っていて、針を通して人間の体に侵入してその人間をコントロールする
発想をどう飛躍させるかは人の数だけ存在します。
例えばリンゴというアイデアがあったら、リンゴは実は時限爆弾だった…というふうに発想を飛躍させるのです。
あなたが道を歩いていたら猿がいたとします。
そしたら以下のような発想の飛躍もできるでしょう。
道を歩いていたら猿がいた。
でもその猿はお姫様が変身していた姿だった。
お姫様は魔王に魔法をかけられて、猿にされていたのだ!
体験した出来事に対してあなた独自の発想の飛躍、ずらしを入れることで漫画のアイデア出しに繋がっていくのです!
そんな発想の飛躍を使ってアイデア出しをしたのが、今回の四コマ漫画でした。
最後に
自分の体験をもとに漫画のアイデア出しをする方法について見てきました。
発想の飛躍は連想法を使うことで鍛えられます。
僕は漫画のアイデア出しをする時に連想法を使うことがあります。
連想法について書いた記事は以下のリンクからどうぞ!
以下の記事には四コマ漫画の描き方やアイデアの発想法が載っています♪