漫画アート芸術家

漫画とアートを組み合わせて創作を行う漫画アート芸術家が、漫画の描き方や芸術、創作活動について書いているブログです。

漫画の描き方

漫画がいつまでたっても描きだせない初心者の為の練習3ステップ

投稿日:2017年5月5日 更新日:

ガス夫 初心者

僕は今日、初心者が漫画を描くための練習法をお伝えしよう。

例えばあなたが漫画を描きたいけど、ろくに描いた事がないとする。

そんな時にどうしたらいいのか?

 

良い方法があるのだ。

 

僕は漫画とアートを融合して絵を描く画家活動をしている粕川博康。

粕川 赤い服

と同時に単体で漫画を描いてもいる。

漫画は小学校一年生の頃に描きだして以来僕の中心的な表現方法だった。

僕もまだ漫画を描き始めの頃よくこの方法を使っていたのだ。

 

そんな粕川が考案した初心者が漫画を描くための練習法を書いていこう。

 

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初心者は行き当たりばったりでもいいからまず描きだす

自分 漫画を描く

漫画をまだあまり描いた事のない人がいきなり面白いものを描こうと色々な知識を詰め込むと

頭がパンクしてしまうことがある。

何しろ漫画はキャラクターとかストーリーとかネーム、構成など色々と考えることは多い。

漫画初心者がいきなりここへ突っ込むと「分からない」となって行動がストップしてしまう。

 

なので僕がおススメするのは

「まずは行き当たりばったりでいいのでストーリーのある漫画を描いてみる」こと。

 

漫画を描くという行為がどういうものなのか?

実際に描いて見ないと決して分からない。

そして頭で考えていても前には進まないので、まずは見切り発車でも描きだすこと。

 

漫画を描こうと思うくらいだから、何となくは描きたいことがあるのだろう。

それをそのまま、思うままに描いてしまえばいい。

順序はこうだ

  1. 紙にキャラクター、物語のざっくりとした全体像、テーマを書き記す
  2. 紙を用意して描きたい場面から描き始める
  3. 一つの物語が完結するところまで描き切る

以下に注意点を挙げていこう。

①紙にキャラクター、物語のざっくりとした全体像、テーマを書き記す

漫画を描く時最低限決めておくべきはこの3つ

  • キャラクター
  • 物語の全体像
  • テーマ

これを決めておくとたとえ行き当たりばったりだとしても、

漫画の方向性は保たれるので大きく外れることはなくなる。

 

キャラクターが誰なのか?

例えば、バカオだとしてみよう。

バカオ

彼の性格は単純、おっちょこちょい、バカなので

これが決まっているだけでも漫画の中で動かしやすくなる。

バカオ
 バカとは何だ、バカとは‼ 許さん、バカオキーック‼

あとキャラクターの問題と望みも決めておこう。

 

ドラマを動かすのはキャラクターに訪れた問題であり、そこから望みが生まれる。

悩みを解決するために努力した主人公がついに問題を解決し望みが実現する。

この一連の流れがドラマの基本形なのだ。

 

物語の全体像で話が思い浮かばないと言うなら、

仮に桃太郎の話を使ってみよう。

 

バカなバカオが桃の中に入って

ドンブラコッコ~天ぷら粉~と流れてくる。

川で洗濯していた元ヤンキーのおばあさんに拾われてさあ大変‼

川 桃

ヤンキーじいさんとばあさんに奴隷扱いされて育てられ

死ぬほど苦労したバカオは、ある日鬼と出会う。

 

鬼はこの周辺に住む村人をワルに誘導する活動をしていた。

育ての親のじいさんとばあさんをワルにした張本人が鬼だと悟り、村の平和を取り戻すため鬼ヶ島に一人宣戦布告するバカオ。

~なんて展開にも出来る。

 

テーマは

「諸悪の権化を倒すことで村に平和が訪れる」

とでもしてみようか。

 

上の内容は僕がとっさに考えた内容であるが、あなたも前から描きたいと思っていたお話を

とりあえず描きだすことを始めてみよう。

 

②紙を用意して描きたい場面から描き始める

原稿用紙

漫画を描く際何に描いたらいいの?って思うかもしれない。

漫画専用の原稿用紙に描かなければいけないわけじゃない。

僕も以前から練習として漫行き当たりばったりで漫画を描くことがあったけど

その時はコピー用紙(A4)を使用していた。

 

ただコピー用紙だとペラペラ薄いので、保存の事を考えたら画用紙とか専門の原稿用紙に描くのもいいかもしれない。

描く者は鉛筆、シャーペン、ボールペン、つけペン何でも可。

漫画のつけペンで描いてみると練習になって良いだろう。

 

コマ割りが分からない

コマ割りも思うままに割っていけばいい。

どうコマを割ったらそのエピソードがインパクトを持って見えるだろうか?

現時点では自分の感覚を頼りにとりあえずコマを割ってみる。

本当に分からないならこんな風に均等に割るという手もある。

小学四年生の頃描いていたマンガ

初心者の内は、難しいコマ割りの事は考えず頭の中にあるストーリーを伝えるために、最もシンプルな形でコマを割ると上手くいく。

 

テクニックの部分は描くことを習慣化した上で行っていけばいいのだ。

漫画を描く初心者がつまずきやすい点は

完璧に作り方を知ってから描かねばいけないという誤った思い込みにある。

今できる範囲でまず描き出すというのがとても大切なのだ。

 

描き始める場所はあなたが描きたい所から

大と少女

例えばダメダメ眼鏡少年が努力の末に強い男になる話を描きたいなら、初めは好きなあの子の前で怪獣にメッタメタにやられて、

「わあ最悪!」って所から行くとか。

 

キャラクターの問題と望みを決めておけばここで迷わなくなる。

漫画の冒頭で問題にぶち当たる主人公を描けばいいのだ。

 

③一つの物語が完結するところまで描き切る

子供 走る

ドラマとは対立→葛藤→変化の流れである。

 

立ちはだかる問題に対して葛藤するキャラクター。

しかし葛藤の末に問題解決へ向けて動き出した主人公の努力が

やがて問題を解決して「変化」となる。

 

この対立→葛藤→変化という流れさえつかめていれば、どこで物語を締めればいいか分かるだろう。

上で挙げた弱男子眼鏡君の例で言えば

 

怪獣にメッタメタにされて悔しい主人公にとって「問題」とは怪獣である。

 

それ以来何かあると怪獣に付きまとわれて、学校にも行けないほど悩んでいる。

好きなあの娘からも「弱虫」と蔑まされてどん底な主人公。

ここが「葛藤」の部分。

 

しかしある人物の言葉をきっかけに強くなる努力を初め、必殺技を身につける主人公。

ある日好きなあの娘が怪獣に襲われている所を目撃!

弱眼鏡男子は決死の覚悟で挑み、ギリギリの死闘の末に超必殺技をクリティカルヒットさせて怪獣をノックアウト!

好きなあの娘からも感謝されて、やったーV‼

 

って感じで「変化」となる。

 

ある状況が別の状況に変化する時、ドラマと呼べる。

あなたの主人公が問題を打ち砕き、望みを達した時が漫画の締めとなるのだ。

 

漫画とアートを融合する画家のまとめ

 

漫画を描く初心者にとって役立つ練習法は「まず漫画を描きだす」ことにある。

その際

  1. 紙にキャラクター、物語のざっくりとした全体像、テーマを書き記す
  2. 紙を用意して描きたい場面から描き始める
  3. 一つの物語が完結するところまで描き切る

を意識しておくこと。

漫画を描くときに作り方を全部知ってなければいけないわけじゃない。

練習なのだから今できる範囲で、自由に描き始めてみるのだ。

 

漫画のテーマが分からないようかん!って方はこちらの記事を→漫画のテーマって何?漫画テーマの決め方はこれだ!

それでは今日もお読みいただきありがとうございました!

バカオ
俺なら描くの簡単だから主人公に抜擢してね~

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漫画とアートを組み合わせた漫画アートの創作をしています。小学校1年生のときに漫画を描き始め、18歳のときに絵画と出会いました。その後、漫画とアートは自分の中で一つとなり「漫画アート」となりました。2009年~2013年ころにFC2やSeesaa(無料ブログ)でブログを書いていました。その後2016年9月にワードプレスにてこのブログ「漫画アート芸術家」を立ち上げて、今に至ります。単に「漫画描き」というよりは、アート寄りの「芸術家」という方が近いので「漫画アート芸術家」と名乗っています!漫画描きも絵描きもブロガーも全部ひっくるめて「漫画アート芸術家」なのです!
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