漫画アート芸術家

漫画とアートを組み合わせて創作を行う漫画アート芸術家が、漫画の描き方や芸術、創作活動について書いているブログです。

四コマ漫画の描き方

四コマ漫画の描き方の決定版!ネタや起承転結の使い方!

投稿日:2017年2月26日 更新日:

四コマ漫画 描き方

どうも、漫画とアートを組み合わせて創作活動を行う粕川です。

「四コマ漫画が描きたい!でも描き方が分かんないよ~!」って方がいるんではないでしょうか?

 

僕は小学校4年生の頃に「もっとがんばれ!バカオ君」という四コマ漫画を描きだして以来、これまで色々な四コマ漫画を作ってきました。

 

ここでは四コマ漫画が描きたいけど、描き方が分からない人へ向けて粕川流の四コマ漫画の描き方について解説していきます。

 

四コマ漫画の描き方から起承転結について、NGな四コマ漫画の描き方、四コマ漫画のネタの出し方、アイデアの発想法などについて徹底解説していきますので、どうぞ最後までご覧になっていって下さい!

Contents

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四コマ漫画とは

四コマ漫画とは

 

四コマ漫画とは4つのコマで物語、ネタを見せる、日本の漫画表現のことを指します。

 

たった4つのコマで物語を描けるスマートさから、新聞などに掲載される事の多い四コマ漫画。

 

四コマ漫画は古くから様々な漫画家によって開拓されてきた代表的な漫画表現です。

 

現代日本ではタテ割りの四コマ漫画が多いですが、ヨコ四列のコマ割り(ピーナッツなど)、ヨコ2列の上下2段配置など様々な配置の四コマ漫画が存在します。

 

短いコマ数で描かれる漫画は世界にもありますが、必ずしも4コマなわけではありません。

 

欧米やタイでは3コマ漫画が主流と言われていますし、韓国や中国では日本と同じ4コマ漫画が根づいています。

 

四コマ漫画の描き方

 

さて、ここから四コマ漫画の描き方について解説していきます。

四コマ漫画の枠を用意する

 

四コマ漫画 コマ 原稿

まずは四コマ漫画のコマを用意します。

 

タイトル枠を最上部に書き、その下に四つのコマを等間隔で配置します。

タイトル枠はなくても大丈夫なので、必要に応じて描きましょう。
この四つのコマの中に漫画を描いていくことになります。

起承転結の基本を知ろう

四コマ漫画の基本的な構成として「起承転結」があります。
四コマ漫画は起承転結で描かなければいけないわけではないです。

 

しかし起承転結を知ることで四コマ漫画が作りやすくなることは事実です。

 

まずは起承転結とは何かについて見ていきましょう!

 

 起承転結とは

起承転結

起承転結とは4行から作られる漢詩の絶句の構成を表わします。
絶句とは漢詩の中でも近代詩と呼ばれる代表的な詩型のことです。

 

日本では起承転結という言葉は文章や物語を4つに分ける構成として呼ばれています。

 

日本では物語の筋というと起承転結が言われますが、海外では三幕構成が主流です。

 

起承転結が意味するもの

四コマ漫画 起承転結が意味するもの

四コマ漫画において起承転結とは以下のような意味を持ちます。

1.起→物語、キャラクター、事件など状況を提示するコマ。

物語の始まりを表わす。

2.承→起を受けて物語を進めるコマ。

3.転→事態が急展開するコマ。それまでの流れが変わるコマ。

4.結→結末、オチのコマ。転を受けて事態が解決に至るコマ。

転に対してひねりを効かせた結が良い。

 

となります。

 

四コマ漫画を作る時に必ず起承転結でなければいけないわけではありません。

1.結
2.転
3.承
4.起

 


1.起
2.承
3.承
4.転

 

などでも自由に展開して大丈夫。

 

起承転結はあくまで基本形であり、慣れてきたら色々変則的な構成にするのも面白いでしょう。

 

起承転結はネタを放り込む型

四コマ漫画 ネタの器

僕は起承転結はネタを放り込むための型だと思っています。

 

例えば四コマ漫画を描きだして間もない人がネタを思いついたとする。

ネタを四つのコマに振り分けようとするとき、型があると助かるのです。

 

ネタを起承転結に当てはめていくことで、四コマらしい漫画になります。

起承転結はネタを四コマ漫画に割りふるための器であり、「型」なのです。

 

起承転結という皿にのせるのがネタであり、上手く料理をする事で四コマ漫画になる。

 

四コマ漫画を作ってみたいと思った方は、起承転結にネタを当てはめてみると作りやすくなります。

 

起承転結という型を意識しすぎると良いアイデアが浮かばないという方は独自の発想法でネタを展開して下さい。

 

四コマ漫画にとって起承転結はあくまで基本の型です。
他にも作り方は色々あります。

チャレンジしてみましょう。

【四コマ漫画の描き方】四コマ漫画のネタの出し方

四コマ漫画 ネタの出し方

四コマ漫画を作るとき、まずネタが必要になります。

 

どんな内容で四コマ漫画を描くのか?を決めるのです。

 

ネタなんて考えず、とりあえず絵を描いてそこから生まれるアイデアで漫画を描くという方法もありますね。

 

しかしあらかじめどんなネタで描くかを決めておくと、四コマ漫画のネタも出しやすくなるものです。

 

僕がおススメするのは日常生活の中で浮かんだ思いやアイデアをメモに取って置き、それをネタにして四コマ漫画を作ることです。

 

人生生きていると色々ありますから、漫画のネタなんて死なない限り無尽蔵に生まれてきます。

 

生きている中で感じるあらゆることは漫画のネタになるのです。

 

漫画のネタに対して鋭敏なアンテナを張っておくことが大切です。

【四コマ漫画の描き方】四コマ漫画のネタを作る方法~演繹法と帰納法

四コマ漫画 ネタ アイデアの出し方

四コマ漫画のアイデアを出す方法としては2つあります。

 

それが「演繹法と帰納法」です。

 

何やら難しそうな言葉に見えますが、行き当たりばったりにアイデアを展開するか、あらかじめ決めておいたアイデアに帰結させるかの違いです。

 

演繹法のアイデア展開の仕方

寝そべる少女 イラスト

演繹法とはある状況に対して生まれた発想を行き当たりばったりにつなげてアイデアを作る方法です。

 

例えば

木にリンゴがなっていた⇒リンゴが下に落ちて子供の頭にぶつかった⇒リンゴも子供もそのまま転がっていく⇒リンゴも子供も落とし穴に落ちて、誰かが「ホールインワン!」と言う

 

何らかの状況から生まれた発想を次々に展開させていくのが演繹法です。

 

演繹法はキャラクターと舞台が決まれば自由に展開できるので、作者もオチがどうなるか分かりません。

 

演繹法は意外性がありますが、下手するとまとまりがなくなるという危険をはらんでいます。

 

帰納法のアイデア展開の仕方

マロロン 本を読む

帰納法はあらかじめアイデアのオチを決めておき、そこに向けて物語を展開していく方法です。

 

ある出来事に対して、そうなった原因を出していく方法と言えます。

例えば

 

台所におばさんが倒れている⇒おばさんが倒れている近くにはリンゴが落ちていた⇒おばさんはリンゴにすべって転んだらしい⇒おばさんはリンゴが好きなので、スーパーでたくさんリンゴを買ってきていたのだ!

 

帰納法はある状況を提示して、なぜそうなるに至ったのかを掘り下げていくアイデアの出し方です。

 

帰納法はミステリーや推理ものによく使われる発想法でもあります。

 

【四コマ漫画の描き方】起承転結にネタをどう当てはめるのか

ではここからネタを起承転結に当てはめていく、四コマ漫画の描き方について解説していきます。

 

以下はバカオというキャラクターで、僕が小学校4年生の時に作りました。

 

バカオ「どうも、俺が四コマ漫画の例題に出るんだってな!恥っずかしー!けどよっく見てね~」

 

以下は「バカオの四コマ漫画が始まることを宣伝する」というネタで作りました。
このネタをどう起承転結あてはめていったのか?

 

img_1586

 

 

起は物語の始まり

 

img_1586

起は物語の始まりです。

 

「起」では物語、キャラなどの状況を描きます。

 

「起」でいきなり何らかの事件が始まることもあります。

例えば駅の構内で泥棒にカバンをむしり取られたOLとか…

 

「起」ではこれから始まる四コマ漫画の前提となる設定が示されたり、何らかの事件が始まるところです。

 

例の四コマ漫画では、主人公のバカオが自分の四コマ漫画が始まると宣伝しています。

承は起の流れを受けて展開を進める

img_1586

 

「承」は起で始まった物語が展開される場所です。

事件は、状況は、どの方向へ動いていくのか?を描く場所が「承」です。

 

なので「起」と「承」には繋がりが必要です。

 

例えば「起」でバナナを食べたのに、承ではハンバーグを食べた事になっていたら展開のちぐはぐが生じるので読者が理解できません(シュールな作品としてはあり)。

 

起「バカオは自分の四コマ漫画が始まると宣伝する」→承「もっと宣伝するために道行く人に声をかける」

この起と承には「バカオが宣伝をする」という繋がりがあります。

 

「起」と「承」には展開に整合性が必要なのです。

「承」は、「起」の物語がどのように進んだかを描く場所です。

 

転で意外な方向へ物語は動く

 

「転」はそれまでの流れに意外な展開が現れます。

「転」では物語に変化が生じますが、それは状況でも感情の変化でもかまいません。

 

「承」まで続いていた物語の流れが変わるのです。

 

img_1586

例の四コマ漫画ではバカオの感情に転(変化)が生じています。

 

承「道行く人に宣伝しても相手にされない」→転「バカオ逆上!ツイッターで宣伝文句を打ちまくる!」

道行く人に相手にされなかったバカオの感情が怒りに変化しました。

 

転」ではキャラクターの感情や状況に対して、意表を突くような変化を考えていきましょう。

 

「結」は思わぬ結果となるオチ

「結」は物語の締めくくり、オチと言えます。

「転」で変化した状況が思わぬ結果にたどり着く場所。

 

「転」でえっ!と思わせておいて、その結論を語るのが「結」です。

 

img_1586

例の四コマ漫画で言うと

 

逆上してツイッターから「バカオが四コマ」と宣伝しまくると「バカが四コマ」作ると勘違いしたバカばっか集まり、最終的にバカオが突っ込むというオチ。

 

転で物語の状況を変化させたら、それをどう着地させるか?という風に考えてみて下さい。
「転」で出した変化に、「ひねり」を加えてオチを付けるのです。

「転」の流れにいかに「ひねり」を加えてオチを作るかが「結」では大切です。

 

四コマ漫画は初めの3枚(起承転)までタネを明かさないで、最後の「結」で意外性を強調するのがコツだと手塚治虫氏は言っています。

 

img_1586

 

僕が上の四コマで意識したのは「バカ」という言葉でネタに統一感を出すことでした。

 

雑然とした展開の中にも、言葉やアイテムなどを使用することでネタに統一感が生まれるかもしれません。

 

今回解説した四コマ漫画はあくまで例題ですので、描く人それぞれが起承転結を解釈して作るようにして下さい。

 

四コマ漫画の展開には無限の可能性があります。

【四コマ漫画描き方】四コマ漫画のNGな描き方

 

ここから一般的にNGとされているNG四コマ漫画の描き方を見ていきます。

 

絶対やっちゃダメなのではなく、これをやると見ずらい、読みずらい、単調に見えるという意味で捉えて下さい。

 1.コマの中にキャラクターが多すぎる

四コマ漫画 コマにキャラが多い

1コマの中にたくさんのキャラクターがいると、ごちゃごちゃした印象を与えたり、誰がセリフを言ってるのか分かりづらくなります。

 

1コマにはせいぜい1~3人くらいの編成で描くと見やすいでしょう。

 

2.セリフが長い

四コマ漫画 セリフ 長い

四コマ漫画はコマ自体が小さいので、吹き出しにセリフが大量にあると読みづらくなります。

 

セリフは必要最低限に抑えるようにしましょう。

 

僕の感覚なんですがコマに対して文字がやたら多いと、その時点で読みたくなくなります。

 

四コマ漫画はただでさえ、コマが小さいのでセリフが多いと画面が重く感じられるのです。

 

漫画ではセリフはすっきり収め、出来る限り絵で説明するようにしたいと考えています。

3.言葉で全てを説明する

四コマ漫画 セリフで全て説明

漫画は絵やセリフ、描き文字などの要素が複合した表現です。

 

 

状況の説明、キャラクターの状態などを全て言葉で説明している漫画は、漫画の長所を生かし切れていないと思います。

それは漫画ではなく、絵物語です。

 

漫画ならば絵で説明できる部分は絵で表現すべきでしょう。

 

4.顔アップ、バストアップの構図ばかりで描いている

バカオ イラスト

四コマ漫画の絵が胸から上のバストアップや、顔アップのみで描かれている作品をたまに見かけます。

 

狙ってそう描いているなら良いですが、何となく顔アップのみの絵で四コマ漫画を描いているなら、もうちょっと工夫が出来るかもしれません。

 

漫画は色々な構図から描くことができます。

 

コマに描く絵の構図を変えるだけでも、作品の印象を変える事は可能です。

 

単調な同じ絵の連続ではなく、構図を変えるなどして画面に変化をつけると四コマ漫画に動きが出るかもしれません。

 

5.夢落ち、死にオチの多様

四コマ漫画 描き方 夢オチと死にオチ

四コマ漫画のオチとして、「全ては夢だった」「実は死んでいた」という夢オチや死にオチという手法があります。

 

夢落ち、死にオチは上手く使えば作品が生きますし、オチとして使いやすいのは確かです。

 

しかしオチを考えるのがめんどくさいからとりあえず夢オチや死にオチにしておこうというのは、安易な発想だと言えます。

 

夢オチ、死にオチを狙って効果的に見せようとする場合は別です。

 

出来れば夢オチ、死にオチに頼らず独自で考えたオチを考え出したいものです。

【四コマ漫画の描き方】構図を考えよう!

四コマ漫画 描き方 構図

四コマ漫画の物語が出来たら、今度はどういう構図でコマに絵を描くかという問題になります。

 

構図を考えるときに気を付けることは、「そのコマで一番見せたい対象が生きるような構図」にすることです。

 

漫画のコマにはそれぞれ役割があります。

 

例えばコマの目的が女の子のかわいさを見せたいのであれば、女の子が一番引き立つような構図を選んで絵を描くのです。

 

コマの中で目立たせたい対象が何かによって構図の取り方は変わります。

 

コマの役割が何かを考え、コマの中で対象物が一番引き立つような構図を考えることが大切です。

アップやロングの構図

 

漫画の構図にアップとロング(引き)があります。

四コマ漫画 ロング 構図

ロングの構図は対象物を客観的に見ることができ、周りの状況も把握しやすい構図です。

四コマ漫画 アップ 構図

一方アップの構図はキャラクターの顔を大きく描くことができるので、感情表現を強調したいときなどに使えます。

 

四コマ漫画でもずっと同じアングルからの絵だと退屈になるので、アップやロングを用いて、変化のある画面を作っていくようにしましょう。

フカンやアオリの構図も使ってみる

四コマ漫画の描き方として、フカンやアオリの構図を使い画面に変化をつけることもできます。

フカンとは

四コマ漫画 フカン

フカンとは上から対象物を見降ろした構図です。

 

フカンの構図は上空から捉える構図なので、対象物の周囲の状況が分かりやすく、キャラとキャラの距離感を表わしやすくなります。

 

またフカン構図でキャラ一人を描くと、キャラクターの孤独感も演出できます。

アオリとは

四コマ漫画 アオリ

アオリとは対象物を下から捉える構図のことです。

アオリ構図は対象物を大きく、雄大に見せる効果があります。

 

建物や人物などをドカーン!と大きく見せたい時などにアオリ構図は使えます。

 

またアオリ構図を使うことで、対象物より上にあるものに読者の視点を向かわせる事もできます。

 

漫画のコマに絵を描くときは、アップやロング、アオリやフカン構図をなどを使い、単調にならない演出をしていきましょう。

 

イマジナリーラインを揃える

四コマ漫画 イマジナリーライン

イマジナリーラインとは、二人のキャラクターが並んでいるとき、二人を結んだ線のことを指します。

 

上の図でカメラから見たとき左に女性、右にバカオがいます。

カメラから見えるイマジナリーラインを意識してコマの絵を描く事が大切です。

 

 

例えば右にいたキャラが次のコマで同じ構図なのに左の位置にいたら、おかしいですね。

四コマ漫画 描き方 イマジナリーライン

絵を描く時はイマジナリーラインを意識して、キャラの位置が変わっていないのであれば同位置からキャラクターを描くようにしましょう。

 

視線誘導を意識する

漫画のコマにどの順番で絵やテキストを描くかで、読者の視線を誘導することができます。

 

四コマ漫画の絵や吹き出しを描くときは、読者の視線誘導の方向を意識することが大切です。

以下に視線誘導を表わした参考四コマ漫画がありますので、赤線の視線の流れをご覧ください。

四コマ漫画 視線誘導の流れ

 

 

四コマ漫画を読むとき、人の視線は右⇒左と動き、下のコマに移ってまた右⇒左という流れで動きます。

 

読者にリズミカルに漫画を読んでもらうために、視線の動きを意識した絵や吹きだしの配置をするのです。

 

あえて読者の視線を止めたい時は、視線の流れにさからう要素を描くことも可能です。

 

読んでほしい方向に向けて視線が動くように絵やアイテム、吹き出しを配置するようにしましょう。

 

吹き出しを読む順番

四コマ漫画 吹き出し 順番

漫画のコマの中で吹き出しを読む順番があります。

 

縦書き文字の漫画は右⇒左、下に移ってまた右⇒左の流れです。

横書きの漫画は、左⇒右、下に移ってまた左⇒右の流れです。

 

また吹き出しの中にセリフが多くなる場合は、二つ以上の吹き出しに分けると、読みやすくなります。

四コマ漫画 描き方 吹き出しを分ける

多すぎるセリフは短く区切って、テンポよく読んでもらえるようにしましょう。

【四コマ漫画の描き方】描き文字について

四コマ漫画 描き文字

漫画には描き文字という表現法があります。

 

描き文字は文字を装飾するように描くことで、文字自体にインパクトが出て、コマ内の音や心理などを表わすことができます。

 

描き文字は映画で言う効果音ともいえるので、工夫して色んな描き文字を試してみましょう。

 

白抜きで描き文字や絵を目立たせる

描き文字が絵とかぶると読みづらくなってしまいます。

なので描き文字が絵と重なる部分は、白で抜くと文字が浮き上がり、読みやすくなります。

四コマ漫画 描き方 描き文字

上のイラストはキャラクターと描き文字が重なり、描き文字が沈んでいます。

 

このようなときは描き文字の周りを白く抜くことで、描き文字が浮き上がって見えます。

四コマ漫画 描き方 描き文字 白抜き

 

キャラクターの絵が他の絵とかぶる時も同様です。

 

キャラの絵がかぶった部分を白抜きすることで絵が浮き上がって見えるのです。

四コマ漫画 描き方 キャラ かぶり

上のイラストはキャラクターが重なっており、白抜きしていない状態です。

絵が重なってごちゃごちゃした印象ですね。

四コマ漫画 描き方 白抜き

こちらのイラストはキャラクターが重なった部分を白抜きしています。

 

白抜きする事で、前方にいるガス夫というキャラクターが浮き上がって見えるようになりました。

四コマ漫画 絵の重なり 白抜き

四コマ漫画 絵の重なり

 

絵や描き文字が重なって沈んでしまう時は、周りを白く抜いて浮き上がらせていきましょう!

四コマ漫画のネタが浮かびやすい状況とは?

本を読む

四コマ漫画の描き方を考えるとき、重要なのは「いかにアイデアを生み出すか?」です。

四コマ漫画に限らず何かアイデアが浮かびやすい状況というのがあるのです。

 

僕の経験からアイデアが生まれやすい時間帯や、アイデアが生まれた時にどうすれば良いのか?について解説していきます。

 

1.アイデアやネタが浮かびやすい時間帯

木漏れ日

一般的にアイデアやネタが浮かびやすい時間帯があります。

それは

寝起き
・午前中

 

寝起きで頭がスッキリしている午前中の内はクリエイティブな発想が浮かびやすくなります。

 

例えば漫画の構想を考える、ネームを描くという時は午前中に時間を当てるると良いでしょう。

 

午後になると脳がだんだん疲れてくるので、頭を使う仕事は出来るだけ午前中にこなしておくようにします。

あまり考えずに出来る作業は午後に当てると効果的。

 

どの時点で頭が冴えるかは人によって違います。

 

真夜中になるとムクムクと良いアイデアが浮かびやすくなる人もいるでしょう。

 

自分の頭が最もクリエイティブな発想の浮かびやすい時間帯を見極めて四コマ漫画のネタ出し、創作をするようにしましょう。

2.移動中にネタは浮かびやすい

四コマ漫画 ネタ生まれる時 移動中

 

僕の場合、四コマ漫画のネタは狙って浮かぶというより、突然やってきます。

 

特に移動中というのがアイデアが湧きやすいです。

・電車の中

・バスの中

・散歩している時

・自転車に乗っている時

などなど…

 

視界の変化や匂い、音など五感全体で感じる変化に反応して、発想は浮かびんでくるのです。

僕はアイデアに詰まったときはよく散歩をします。

 

音楽を聴きながら移り変わる景色、人を見ていることで発想のスイッチが入るからです。

机にへばりついてネタが全然浮かんでこないなら、気分転換に散歩でもしてみしょう。

 

散歩をするとなぜアイデアが浮かぶ?漫画創作にも使える散歩のすすめ

好きな音楽を聴きながら漫画の世界をイメージする

四コマ漫画 描き方 音楽 ネタやアイデアの作り方

四コマ漫画に限らず漫画のネタ、アイデアを作る粕川独特な方法があります。

目をつぶって好きな音楽を聴き、漫画の世界をイメージするという方法です。

 

僕はこの方法を使ってたくさんの漫画のネタやアイデアを思いついています。

 

漫画のネタやアイデアを作るとき大切なことは、「想像力」です。

 

イマジネーションを使い、これから描こうとする漫画の世界を鮮やかにイメージするのです。

 

日常生活の中でも漫画の案をイメージできますが、外部の事に気が散って集中できない事もあるでしょう。

 

こんな時に使えるのが「好きな音楽を聴きながら、一人漫画の世界をイメージする方法」です。

 

これを行う時は、出来るだけ他の人に邪魔されない場所で行うようにして下さい。

せっかく良い漫画の案をイメージしているのに、誰かに呼ばれて邪魔されちゃもったいないですからね。

 

僕は漫画のアイデアを考えるとき、部屋を暗くして布団の中に入り好きな音楽を聴きながら、これから描こうとする作品をイメージします。

 

僕がよく聞く音楽がアニメ、特撮のテーマ曲(1960~1980年代の曲が多いです)です。

これらの曲は僕の心に凄まじい創作意欲を湧かせてくれます。

 

聞く音楽は何でも良いのです。

あなたの心を躍動させ、漫画のイマジネーションを膨らませてくれる曲を聴いて下さい。

 

自分ひとりの世界に入り込み、豊かなあなただけの世界を想像して、それを作品として描いていくのです!

 

メモツールを携帯する

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四コマ漫画のネタを考える時には必ずメモ帳、もしくはスマホなどすぐメモ出来るものを携帯しておきましょう。

 

アイデアやネタはいつ降りてくるか分からないので、メモ環境を整えておくことで後で作品に生かすことができます。

 

僕はメモ帳やスケッチブックをいつも携帯しており、何かアイデアが浮かべばメモをしています。

 

なぜならフッと浮かんだアイデアというのは、忘れやすいから。

アイデアの垂れ流しを避けるためにメモをしておくのです。

 

そして後で時間が出来た時にメモしたものをまとめて四コマ漫画にします。
発想を残しておけるメモツールは持ってると役に立ちますよ!

【四コマ漫画の描き方】ネタを四コマ漫画にする時に必要な発想法

四コマ漫画 描き方 ネタ 発想法

四コマ漫画を描き続けていくためには、継続的に漫画のアイデアを生み出し続ける必要があります。

 

ここから粕川が行う漫画のネタ、アイデアの見つけ方、ネタを四コマ漫画にする方法について書いていきます。

 

 

これは粕川が四コマ漫画を作るときに考えている事であり、人にはそれぞれ発想の仕方があるので、参考程度にお読みください。

 

まずは漫画表現最大の強みについて書いてみます。

 

漫画を描くのであれば漫画表現の強みを知り、それを生かして創作を行うことが大切です!

 

漫画表現最大の強みとは

四コマ漫画 描き方 強み

僕は漫画表現最大の強みは、どんなアイデアでも詰め込めるダイナミックな自由さにあると思います。

 

絵、セリフ、物語の展開でどのようにでも表現できる漫画。

四コマ漫画は四つのコマを描くだけでいいので、作りやすいです。

 

ネタを面白く四コマ漫画に展開する秘訣は、頭を柔らかくしておくことです。

豆腐みたいにプルンプルン真っ白く!笑

 

ネタを小さな枠の中で見せることも出来るし、読者を楽しませるためならぶっ飛んだ状況まで発想を飛躍させる。

 

ありきたりなネタでも、それをどう解釈し展開させるかに個性が出ます。

 

日常の当たり前から発想を切り離して、ありえない世界までネタを飛躍させる。

僕は漫画を作る時、これを意識しています。

 

【四コマ漫画の描き方】四コマ漫画のネタとは何なのか?

四コマ漫画 描き方 ネタとは

四コマ漫画のネタとは何かというと、「四コマ漫画を生み出す種」と言えます。

 

タネがないと植物が実らないように、ネタがないと四コマ漫画は生まれません。

 

では四コマ漫画のネタはどこに転がっているのか?

 

僕たちが生活している日常の中に、漫画のネタは潜んでます。

 

全宇宙に思いをはせて下さい。

 

この宇宙にはあらゆる不思議が眠っているはずです。

 

これら未知な存在に対して空想をふくらませることで、漫画のアイデアは生まれてきます。

宇宙

 

自分の「面白いと感じる好奇心のアンテナ」を張っていれば、あらゆることが四コマ漫画のネタになるということ!
ではここから具体的な四コマ漫画のネタの探し方について解説していきます。

 

【四コマ漫画の描き方】ネタの出し方.1連想法

四コマ漫画 描き方 連想法

四コマ漫画のネタを生み出す第一の方法は「連想法」!

 

連想とは「一つの考え、対象を基にしてそれと関連するイメージを思い浮かべること」です。

 

例えば「赤」という言葉から連想されるものを見ていきます。

 

赤→リンゴ→アップル→アイフォン→スマートフォン→電話→人と話す→意思疎通→…


赤から始まる様々なイメージが浮かびました。

 

ではここから連想法を使って四コマ漫画のアイデアを出す方法をご紹介します。

 

ここでは「焼きいも」というキーワードを例に出します。

なぜ焼いもかというと、以前僕が密室で集中していたとき、突然「い~し~や~きいも~焼きたて!」という音が聞こえてきて、異常に面白かったからです!

 

この面白い!という感覚が大切。

 

どんな事でもいいので面白いと反応したことをキーワードに連想法を使って四コマ漫画のアイデアを出していきましょう!

 

 

【四コマ漫画の描き方】連想法を使ったネタの出し方

 

僕は石焼いもという言葉から以下を連想しました。

 

寒い時に食べる、アツアツ、皮が紫中身は小麦色、おなら、軽トラに乗ったおじさんが売っている、こたつの中で食べたい…

 

次々に連想をしていく中で四コマ漫画の案に使えるものはないかと考えていきます。

 

連想していく中で「焼きいもにこの案を混ぜたら面白いな」というのを頭の中で検索していく感じです。

焼いも→軽トラックで売られている→軽トラの中には不思議な生命体が乗っていた→声をかけたら麻酔をかけられたように意識を失う→気が付くと手術室に体を拘束されて寝かされていた。

 

上の流れは僕が焼きいもを基に連想したもの。

 

途中発想の飛躍がありますが気にせずどんどん連想していきます。

イマジネーションを広げていくのです。

 

連想法で出てきたアイデアの中から面白いと思ったものを選んでネタとして使います。

 

【四コマ漫画の描き方】連想法のネタを起承転結にはめる

  四コマ漫画 描き方 連想法

 

連想法で浮かんだアイデアを起承転結に当てはめていきます。

 

それでは石焼いもの言葉から連想されたアイデアを起承転結に当てはめてみましょう。

 

●起→「やきいも~」とあまりにうるさいため、寝ていた主人公が起きてる

●承→主人公は寝ぼけまなこで軽トラに向かい、「焼きいも下さい」と言う

●転焼きいもをくれた店主はお金を請求する。しかし主人公は金を払わず地べたに横になっている

●結焼いも屋のあまりの大音量で、主人公は寝ぼけたまま夢遊状態で来ていた。

焼きいも手にすると主人公は夢の世界に入ってしまったのだ!

 

 

上のアイデアのどの辺に連想法が使われているのかというと

「焼きいも→焼きいもを買ったのに金も払わず地べたで眠る主人公」

 

という部分。

 

 

この思考の飛躍した部分が連想法によって見つかったのです。

 

1.ある言葉から様々なイメージを連想する

2.連想法で出たアイデアから面白そうなものを選ぶ

3.連想法で出た案を起承転結に当てはめてアイデアを考える

 

これが連想法を使った四コマ漫画のネタ作成法です。

【四コマ漫画の描き方】ネタの出し方.2ホラをふく

四コマ漫画 描き方 ネタ ホラを吹く

四コマ漫画のネタをありえない方向にまで飛躍させることで面白さが出ることがあります。

 

実際にはありえない事でもそれを使うことで面白くなるなら、四コマ漫画の中でホラをふきましょう!

 

ホラとは嘘とか、絶対にありえないような展開を持ってくるという事。

 

・現実にはそこまでいかないでしょ
・そういう方向に進むわけがない
・普通の人がそこまで極端な事はしない

 

というような所まで発想を飛躍させるのです。

 

四コマ漫画でホラをふくときは3、4コマ目で使うと効果的です。

 

3、4コマ目は起承転結の「転」と「結」という物語の流れが変わるところなので、ありえないホラをふくとインパクトが出ます。

 

行き過ぎた演出をためらう必要はありません。

 

漫画表現最大の強みは、ぶっ飛んだ発想力にあるのです!

漫画は絵で描くものなので、どんな展開でも持ってこれます。

 

無限大な広がりを持つ漫画表現の強みはダイナミックなホラをふくことにあるのです!

ネタの解釈と展開に個性が出る

四コマ漫画 描き方 ネタの解釈

四コマ漫画のネタをどう解釈し、展開させるか?という所に四コマ漫画を描く人の個性が出ます。

 

例えば「リンゴが木から落ちた」というネタで四コマ漫画を描くとする。

 

「転がるリンゴを追っていったら穴に落ちたので、自分も穴に落ちたらそこは不思議な国だった。」

という展開のさせ方もあるし

 

「落ちてきたリンゴが自分のハゲ頭に直撃したら、面白い発想がひらめいた小説家」

という展開のさせ方もある。

 

「木になっているリンゴの根元を顕微鏡で見たら木とリンゴの微生物が戦争をしていた。

木の微生物に核爆弾を発射されて直撃したリンゴは木から落ちた」

 

という展開のさせ方だってあります。

 

ネタが他の人とかぶっても、どう解釈し、展開させるかで全然違った内容になるのです。

 

という事はネタは何だっていいのです!

 

ありきたりなネタでも、独自の解釈で展開させることで新鮮な切り口が生まれます。

 

一つネタを見つけたら様々なバリエーションで展開させてみると、四コマ漫画を作る発想力が磨かれます。

 

【四コマ漫画の描き方】ネタの出し方.3「感情の逆転」

下描き

四コマ漫画の描き方としてネタを発想するときに使える発想法があります。

 

それが「感情の逆転」。

 

感情の逆転」使うと、四コマ漫画が作りやすくなります。

 

「感情の逆転」とは1コマ目と4コマ目で、キャラクターの感情が逆に変化するように四コマ漫画を描くことです。

 

例えば

 

嬉しい→悲しい

笑い→怒り

明るい→暗い

 

のように1コマ目と4コマ目で主人公の感情に逆転が生じるように展開させるのです。

 

ここで「感情の逆転」で描いた僕の四コマ漫画をのせてみます。

チッティあやし四コマ漫画

 

上にあげた四コマ漫画は主人公バカオの感情が1コマ目と4コマ目で逆になっています。

四コマ漫画 描き方

四コマ漫画 描き方

1コマ目でバカオは猫をあやして笑っています。

しかし4コマ目でバカオの笑っていた感情が怒り、焦りに変わっています。

 

1コマ目で猫のチッティをあやしていたバカオが、4コマ目で逆に猫にあやされて笑われている。

 

これが「感情の逆転」による四コマ漫画の描き方です。

 

1コマ目と4コマ目で「感情や状況」「キャラとキャラとの関係性を」逆転させるのです。

 

主人公の感情が逆転するのでよっぽどの事が起きているはずです。

 

感情の逆転で四コマ漫画を作るには「1コマ目と全く違う状況の4コマ目を始めに決めておきます」。

 

1コマ目と4コマ目で主人公の感情や状況が逆転しているように描いてください。

 

そして

 

どうして1コマ目から4コマ目になったのか?という展開を2、3コマ目で描いていくのです。

 

四コマ漫画の描き方として「感情の逆転」による作り方は役に立ちます。

 

最後に

自分 イラスト

四コマ漫画の描き方について解説してきました。

 

1.四コマ漫画のネタを用意する

2.四コマ漫画の枠を作る

3.四コマ漫画を描く

 

 

四コマ漫画描き方の第一は、まずネタを用意することです。

ネタは日常生活の中で感じたこと、体験したことの中に潜んでいることが多いです。

 

ネタが用意出来たら、起承転結という四コマ漫画の型に当てはめます。

こうしてできた四コマ漫画の物語を、4コマ枠の中に描いていくのです。

 

四コマ漫画の描き方では、いかにしてネタやアイデアを生み出すかがカギとなります。

 

四コマ漫画のネタやアイデアを作るための発想法としては

・連想法

・大ホラをふく

・感情の逆転を使う

 

がありました。

 

 

四コマ漫画はネタをどう解釈し、展開させるか?という点に個性が出ます。

 

ありきたりなネタでも使い方次第で斬新な、面白い四コマ漫画にすることが出来るのです。

 

起承転結は四コマ漫画を作る上で最も基本的な型です。

起承転結という型のうえにネタを盛り、どう料理するかで面白さが決まります。

 

しかし起承転結という形に縛られる必要はありません。

 

 

四コマ漫画はネタを起承転結に振りわけることで表現できる最もお手軽な漫画表現なので、何かネタが浮かんだら色々試してみましょう!

 

それでは!

⇒粕川裕康がブログで連載中の四コマ漫画「もっとがんばれ!バカオ君」第 1話はこちら!

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-四コマ漫画の描き方

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粕川裕康/漫画アート芸術家。漫画描きと油絵描きをしており、二つ合わせて漫画アート芸術家!/漫画とアートを組み合わせた創作活動をしています。

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