漫画が描きたい初心者は、何から始めたらいいの?
漫画の描き方が分からないし、キャラクターや物語を作ったこともない場合、なにをしたらいいか迷うもの。
この記事では、漫画が描きたい初心者のための練習3ステップを紹介していこう!
Contents
漫画が描きたい初心者は行き当たりばったりでもいいからまず描きだす
漫画が描きたい初心者は、行き当たりばったりでもいいからまず漫画を描きだそう。
漫画を描きたい初心者が、いきなり面白いものを描こうと知識を詰めこむと、頭がパンクしてしまうことがある。
漫画はキャラクターやストーリーやネーム、構成など考えることが多い。
漫画を描きたい初心者がいきなり描き方をマスターしようとすると、行動がストップしてしまうこともありえる。
なので「まずは行き当たりばったりで漫画を描いてみる」ことが大切。
「漫画を描く行為がどういうものか?」は、実際に描いてみないと分からない。
考えていても前に進まないので、漫画が描きたいならまずは見切り発車でも描きだそう。
漫画を描こうと思うくらいだから、何となく描きたいことがあるのだろう。
それを思うままに描いてしまえばいい。
順序はこうだ。
●紙にキャラクター、物語のざっくりとした全体像、その漫画で描きたいことを書く。
●描きたい場面から、漫画を描き始める
●一つの物語が完結するところまで描き切る
絵が描けないという人は、落書きでも棒人間でもいいから漫画を描きだそう。
漫画の原点は落書きにある。
棒人間や落書きなら、誰でも描けるだろう。
とりあえず今描ける絵で漫画を描き始めることが先決なのだ。
1:紙にキャラクター、物語のざっくりとした全体像、テーマを書く
漫画を描くとき、最低限決めておきたいのは以下3つ
●キャラクター
●物語の全体像
●その漫画で描きたいこと(テーマ)
これを決めておくと行き当たりばったりに漫画を描いても、初めに決めた方向性は保たれやすい。
物語の全体像が浮かばないなら、なんとなくこんな感じのものが描きたいというイメージだけでも大丈夫。
まずはキャラクターの外見や性格を決めてみよう。
●そのキャラクターの悩みは何?
●そのキャラクターが望んでいることは何?
これが決まってるだけでも、漫画でキャラクターを動かしやすくなる。
キャラクターに「悩み」と「望み」を作ると、それを描くことで物語になるからだ。
例えば邪悪な世界から、異生物が地球を侵略しにくるという漫画があるとする。
主人公は異生物に家族をさらわれてしまったので、助けに行こうとする。
主人公の「悩み」は家族が異生物にさらわれたこと
主人公の「望み」は、異生物から家族を取りもどすこと
この主人公が悩み、望みを実現する過程を描けば、漫画になる。
物語の細かい部分は、その時々で思いついたアイデアを入れていく。
物語を作るのが難しいなら、とりあえず桃太郎の話を漫画で描いてみるといいだろう。
童話は物語がシンプルなので、漫画で描く過程で、物語の構成などの勉強になる。
漫画を描きたい初心者は、現時点で思いつく話を、落書きでもいいから描き始めることが大切。
とりあえず行き当たりばったりで漫画を描きだすだけでも、漫画創作の感覚がつかめるだろう。
漫画を描きながら、少しづつ漫画創作の方法を身につけていけばいいのだ。
漫画のキャラクター作りを学びたい人は、以下の本がおすすめです♪
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2:描きたい場面から描き始める
漫画を描きたい初心者の人は、とりあえずノートにでも漫画を描きだしてみるといいだろう。
原稿用紙があるなら、それに描く。
ノートだろうと原稿用紙だろうと、とりあえず何にでも描きだしてみるのだ。
どこから漫画を描けばいいかわからなければ、描きたいシーンから始めるといいだろう。
発想が浮かんで来たら、今描いてる漫画に取り入れていく。
話のつじつまを合わせれば、どんなアイデアだって漫画につながる。
僕も以前から練習で、漫画を行き当たりばったりに描くことがあった。
その時は、コピー用紙(A4)に漫画を描いていた。
漫画を描く筆記用具は鉛筆、シャーペン、ボールペン、つけペン何でも大丈夫。
漫画を描きたい初心者のうちは、目の前にある道具でまず漫画を描きだしてみよう。
コマ割りが分からないときは?
漫画を描きたい初心者は、コマも好きなように割っていけばいい。
漫画では読者の視線誘導を考えてコマ割りをすることがあるけど、初心者の内にそんなことは考える必要はないだろう。
とりあえず描きたいように、コマを割ればいいのだ。
筆者が10歳の頃描いていた漫画では、以下の画像のようにコマを割っていた。
どうコマを割ったらいいか分からなかったので、とりあえず横にコマを並べて描いていた。
コマを横に並べるだけでも、物語は描ける。
テクニックの習得は、漫画を描くことを習慣化した上で行えばいい。
漫画を描く初心者がつまずきやすい点は、漫画の描き方を知ってから始めなければという思い込みにある。
しかし漫画が描きたい初心者に大切なのは、とりあえず今描けるものを好きなように描くことにあるのだ。
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3:一つの物語が完結するところまで描き切る
漫画を描き始めたら、物語が完結するところまで描き切ろう。
漫画は物語の初めから終わりまであって、作品となる。
初めに描く漫画はページ数の少ない、短めの物語がいいだろう。
漫画を描きたい初心者の人が初めから大長編の漫画を描こうとすると、途中で飽きて放り出してしまいかねない。
しかし8ページくらいの読み切り漫画なら、最後まで描けるかもしれない。
8ページが長ければ1ページの漫画だっていいのだ。
初めは漫画を描くハードルを低くしておくことが大切。
短い漫画の物語は、行き当たりばったりで考えてしまえばいい。
最後まで漫画を描くことで、一つの漫画を描き上げたという自信につながる。
この小さな一歩の積み重ねが、漫画創作ができるようになるために必要なのだ。
行き当たりばったりだとしても、一つの話をまとめる体験は漫画創作の勉強になるだろう。
だから描きだした漫画は、最後まで描き切ってしまおう。
漫画が描きたい初心者がする練習の3ステップの最後に
漫画を描きたい初心者は、とりあえず漫画を描きだすことから始めよう。
絵は落書きでも棒人間でも大丈夫。
●紙にキャラクター、物語のざっくりとした全体像、その漫画で描きたいことを書く。
●描きたい場面から、漫画を描き始める
●一つの物語が完結するところまで描き切る
このシンプルな3ステップなら、漫画を描きたい初心者でも始められる。
漫画の描き方を知らなくても、漫画を描きだしていいのだ。
練習なんだから、今できる範囲で自由に漫画を描き始めてみよう!
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四コマ漫画の描き方は以下の記事に書いてあります♪
俺なら描くの簡単だから主人公に抜擢してね~