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漫画の描き方

漫画表現の原点は落書きにあり!初心者が漫画を描く時に知るべきは落書き精神だった

投稿日:2017年2月15日 更新日:

漫画は落書きのイラスト画像

なぜ漫画表現が落書きなんだ?

教えてくれ粕川!

落書きのなかに、漫画がある

漫画表現の原点は落書きにある。

筆者は落書き精神こそ、漫画表現における最重要な要素だと思っている。

落書きは自由きままに、好きな世界を書きなぐれる表現だ。

自由奔放な落書き精神が、漫画創作の発想を後押ししてくれるのだ!

実際に筆者は7歳のころ、落書き精神で漫画を描き始めたから、今でも創作を続けていられる。

漫画は落書きという思いが、創作に対する自信を養ってくれたのだ。

漫画が描きたいけど、絵が描けませんという人がいる。

絵が描けない人は、落書きで漫画を描けばいいのだ。

落書きなら、誰だって描けるはず。

漫画の絵はうまくなければいけないという発想が、そもそも違う。

プロの漫画家なら、絵が描けないと始まらない。

しかし趣味で描くようなとき、漫画は落書き精神から生まれるのである。

漫画は落書きに始まり、落書きに終わる

この記事では、漫画表現の原点は落書きにあるという筆者の見解を書いていこう!

漫画が描けないと思っている人は、この記事に書くことを参考にすれば、いつでも漫画が描きだせるはずだ!

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落書きは漫画表現の原点である!

落書きの画像

落書きは、漫画表現の原点である。

なぜなら人は落書き精神から、漫画を描き始めるからだ。

誰だって漫画を描き始めた当初は、落書きみたいな絵だったはずだ。

そして自分の内に表現したい何かがあるから、人は漫画を描く。

例えばぼくは7歳のころ、変身ヒーローものの漫画を描きたいと思い「ハイパーZ」を描きだした。

ぼくが7歳の時に描いた漫画は、落書き漫画である。

絵の練習をしたわけではなく、物語作りも知らない。

でも7歳の筆者は、漫画が描きたいと思ったのだ。

だから、落書きのような「ハイパーZ」という漫画を描いた。

もしこの時、漫画は絵がうまくなければいけないとか、話をしっかり作らなくてはいけないとか考えてたら、ぼくは漫画を描けなかっただろう。

7歳の子供が、ただ漫画を描きたいという一心で、落書きを使って空想の世界を描いた。

ここに漫画制作の原点がある。

落書き精神による自由な発想が、漫画制作を面白くしたのだ!

漫画は描き続けていれば、画力も話作りもキャラ作りも磨かれていく。

しかし、漫画制作のテクニックが身につくと、大切なことを忘れてしまうことがある。

漫画を描く、原初的な楽しさだ。

少なくともぼくは7歳のとき、落書きで自分の空想世界を描けることに、面白さを感じた。

だから漫画を描き続けることができた。

漫画を描く楽しさは、落書きで好き勝手に描く楽しさにあったのだ。

この漫画を描く原点の面白さを、見失ってはいけない。

漫画は描きたい世界を、自由に描けるところに面白さがある。

絵やキャラクターやセリフなどを使い、どんな世界でも創造できるところに面白さがある。

漫画はどんな絵でも描いていいところに、表現としての幅広さがある。

これはまるで、落書きのようではないか!

子供の描く落書きには、勢いや自由奔放さがある。

落書きが見せる爆発的な表現の広がりこそ、漫画創作の核なのだ!

だからうまく絵を描こうと思わなくていい。

落書きで、漫画の世界を作り出すのだ!

落書きで漫画を作る人は、キャラクターを棒人間で描くのもいいだろう。

棒人間は誰もが描ける、簡単なキャラクター造形だ。

落書き精神があらゆる発想を漫画に変える

落書きの画像

どれだけ漫画制作のテクニックを磨こうと、絶対に忘れてはならない根幹がある。

それが、落書き精神だ。

落書き精神があると、どんなアイデアも漫画へ発想を広げられる。

落書き精神は、目の前にある材料でおもちゃを作る子供みたいなものだ。

落書き精神があれば、あらゆる体験が漫画創作に転化する。

例えば、財布をなくしたとしよう。

財布をなくした体験を、落書き精神で漫画創作に変えられる。

財布をなくしたという体験を、落書き精神で「命を亡くした人間」というアイデアに転化することもできるのだ。

財布をなくしたことと、「命を亡くした人間」というアイデアは、一見結びつかない。

しかし子供っぽい落書き的発想をすることで、予想外な発想同士が結びつく。

落書き的発想で予想外な発想が出てくるのは、連想法を使っているのよね♪

財布をなくしたという体験から、どこかに命を忘れてきた人間という、不思議な漫画が描けることになった。

これは落書き的発想のおかげである。

漫画の落書き精神とは、絵としての落書きだけでなく、アイデアの発想にも適用できるのだ。

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漫画は落書き精神があれば人との比較が消える

漫画がある程度描けるようになると、人は周りと比較し始める。

あの人の方がうまく描けるのに、自分は…みたいな劣等感に襲われることがある。

しかし人と比べる発想は、意味がない。

人と自分は違うので、画力もなにも違ってて当然だ。

漫画は絵がうまくないといけないとか、面白く描けなきゃいけないというのは、他人が作った価値基準である。

プロの漫画家でもない人が、そんな他人の価値基準に従う必要はないのだ!

私が面白いから、漫画を描く。

これで、いいのだ!

これこそ、漫画の落書き的発想である!

しかし多くの人は、周りの基準を自分の漫画に当てはめてしまい、とたんに比較をし始める。

このときに思い出すのだ。

漫画とは、もともと落書きなのだということを!

漫画表現が落書きだと思いだしたとき、やる気が内からみなぎってくるだろう。

絵のうまさとか、話の面白さなんていう、他人が作った価値基準にのる必要はない。

落書き精神から始まる漫画制作に回帰したとき、くだらない比較精神は消え去る。

そして自らの道を黙々と歩む覚悟ができるはずだ。

漫画が描けないという人は、漫画家が描く作品を基準にして創作活動をしている人が多い。

しかしあれは、漫画のプロが描く商品である。

誰もが漫画家が作るような完成度で、描かなくていいのだ。

絵が上手くなければ、面白くなければ漫画を描いてはいけないということはないのだ。

人は大人になると、周りと自分を比べるようになる。

比較をして得られるメリットもあるが、多くの場合、自己否定に陥りがちだ。

そんなときこそ、漫画制作は落書き精神から始まることを思い出そう。

子供の時に好き勝手に描いていたころの、落書きのような漫画作りを思い出そう!

落書き表現の爆発力が、漫画創作の根幹にあるのだとわかった時、創作パワーがわき上がるに違いない!

筆者がなぜ漫画表現は落書きだということに気が付いたのか?

それは手塚治虫氏の本の影響があった。

以下の記事で紹介している本には、漫画表現の原点が書かれている。

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漫画は落書きだと思うと誰でも始められる

落書きが描かれている室内の画像

漫画は落書き表現の一種だとわかると、だれでも気軽に漫画を描き始められる。

漫画は落書きのように、簡単に始められる表現だ。

紙と筆記用具があれば、すぐ描き出せる。

漫画は身近にあるもので、とりあえず描きだしてみればいいのだ。

漫画を描くために、専用の道具を全部揃えるまで待つ必要はない。

落書きを描くときも、道具など選ばないはずだ。

そこらへんにあるもので、とりあえず落書きを描くだろう。

これと漫画は同じなのだ。

身辺にあるもので漫画を描きだせるお手軽さ、これも漫画表現が落書きと共通するものだ。

漫画は簡単に始められる割には、奥深い世界が描けるという魅力がある。

例えば作者の内的葛藤や思いを、漫画に託して表現することができる。

お手軽な割には、深遠な世界も描けるのが漫画表現なのだ。

漫画を描きたい人は「漫画は落書き」だと思って、始めるためのハードルを低くしておこう。

そうすることで、誰もが漫画を気軽に描き出せるようになる。

落書きだと思えば、自信を持って漫画制作に取り組めるはずだ。

漫画を通して、自分自身を表現し、空想世界を形にすることができるだろう。

実際に筆者も7歳のころに、漫画は落書きだと思って描き始めた人間なのだ。

漫画創作を難しく考えてはいけない。

漫画とは落書きである。

子供が好き勝手に落書きを描くような気持ちで、漫画制作に取り組めばいいのだ。

落書きといえども、描いてるうちには絵も上達する。

この積み重ねの中に、漫画創作の道は開かれる。

漫画表現の原点は落書きの最後に

漫画表現の原点は落書きにあるということについて書いてきた。

漫画を描きだすとき、これは落書き表現なんだと思うことで、漫画を描くための心理的ハードルが下がる。

落書きで好きなように描くうち、「自分は漫画を作れるんだ」という自信がわいてくる。

この漫画を描けるという自信は、落書き精神で漫画と取り組んだから生まれたのだ。

落書き精神には「自由に、勢いよく、どんな世界でも描ける」という要素がつまっている。

これはまさに漫画表現が持つ、最大の強みではないか!

漫画と落書き精神は、共通するものがあったのだ!

漫画は落書きに始まり、落書きに終わる。

この落書き精神から、無限の漫画創作意欲が生まれるのである。

落書きでもいいから独学で漫画が描けるようになりたい人は、こちらの記事をどうぞ♪

 

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